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40代からはパリジェンヌのように! 素敵に年齢を重ねる生き方のヒント Vol.18カップルの夜の過ごし方

米澤よう子さんの著書『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』(光文社)より、素敵に年齢を重ねるパリジェンヌから学んだ“生きやすくなるヒント”をピックアップ!

パリをテーマにした著書累計42万部超えの人気イラストレーター米澤よう子さん。大人になったパリジェンヌたちのビューティーやファッション、ライフスタイルなどをイラストとエッセーでつづった著書『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』(光文社)より、自分らしくしなやかに年齢を重ねる「大人の女性」の生き方のヒントをご紹介!

Vol.18 ふたりでいても、ひとりの自由時間

〜互いの存在を感じながら〜

日曜日のブランチを共にゆっくりとったあとは夫婦別々、自分の好きな世界に浸る……。メリハリと言いましょうか、同じ屋根の下、くっついたり離れたりが、いかにもフレンチスタイル!

米澤よう子 パリジェンヌ
『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』より
米澤よう子 パリジェンヌ
『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』より
米澤よう子 パリジェンヌ
『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』より

相手にときどきイラっとしながらも、生活を共にできるのは、くっついたり離れたり、心と体の適度な距離があってこそ?

米澤よう子 パリジェンヌ
『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』より
米澤よう子 パリジェンヌ
『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』より

私自身はアラフォー、シングルアゲインで、シングルならではの楽しみを覚えて、東京からパリへ拠点を移したものの、ささいなことで現地の「カップル文化」を確認させられたのでした。

シングルの“味方”、コンビニがない。(今ではパリでもポピュラーですが)「ひとり分」の商品が数少なく、たいていふたり分から。小さなポテトチップスを見つけたら二連……ふたつもいらない。「なんで『2』から??」と、いら立ちを覚えるほどでした。

そんなささいなことが続くうち、ひとり身での住みにくさを感じ、パリに住む方々に聞いたところ、女性ひとりは全然珍しくもなく、日仏同じだそう。

ただ、「ヨーコも恋をした方がよいわよ♡」と、恋愛を推奨してくるのがパリの人々。

その後の10年以上に及ぶエピソードは省略しますが(笑)、大人同士のひとり時間とふたり時間のバランスを保つのも、長く一緒に暮らせる理由と思いました。

相手を意識しつつ、自分時間を過ごしてみよう!

早速マネしてみたい!【パリジェンヌ習慣18】
米澤よう子 パリジェンヌ

edit: Akiko Eguchi

40代からはパリジェンヌのように! 素敵に年齢を重ねる生き方のヒント
Vol.1 内から美活
Vol.2 ショックの乗り越え方
Vol.3 自己肯定感を上げる方法
Vol.4 大人の友情の築き方
Vol.5シワは年輪
Vol.6 香りを身近に
Vol.7 大切なのは今
Vol.8ひとりランチの楽しみ方
Vol.9 今すぐできるエコ活動
Vol.10 料理はがんばらない
Vol.11「トレードマーク」を持つ
Vol.12バカンスを満喫する方法
Vol.13 情報に踊らされない
Vol.14 大人のごほうび
Vol.15 “老眼鏡”で映えを狙う
Vol.16 パリ流“スムーズな人助け”
Vol.17 おしゃれが悲しみを救う

関連情報

Profile

米澤よう子

グラフィックデザイナーとして広告制作会社に勤務後、1993年イラストレーターとして独立。化粧品パッケージや広告キャンペーン、女性ファッション誌、CM、書籍装画などで活躍。2004年から4年間パリに活動拠点を移し、高級デパート「ボン・マルシェ」での個展開催など、多彩な活動を行う。パリ在住の経験を生かした著書は24冊を数え、商品企画、ブランドとのコラボレーションなど、さらに活動範囲を広げている。近著に『ねことパリジェンヌに学ぶリラックスシックな生き方』(文藝春秋)、『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』(光文社)などがある。

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