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40代からはパリジェンヌのように! 素敵に年齢を重ねる生き方のヒント Vol.2 ショックの乗り越え方

米澤よう子さんの著書『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』(光文社)より、素敵に年齢を重ねるパリジェンヌから学んだ“生きやすくなるヒント”をピックアップ!

パリをテーマにした著書累計42万部超えの人気イラストレーター米澤よう子さん。大人になったパリジェンヌたちのビューティーやファッション、ライフスタイルなどをイラストとエッセーでつづった著書『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』(光文社)より、自分らしくしなやかに年齢を重ねる「大人の女性」の生き方のヒントをご紹介!

Vol.2 フレンチシネマに見る、ショックの乗り越え方

フランス映画『未来よ こんにちは』から、“立ち直り対策”を知る

『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』より
『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』より

良い時も悪い時も、ひたすらいつもの自分のあり方で

パリで生きる50代のナタリーに、不運が次々と襲う。その先の彼女は…….?

主役のナタリーを演じるイザベル・ユペールがりりしい! そして脆い。そのアンバランスさが、いかにもパリジェンヌなのです。良い時も悪い時も、時間は同じく流れてしまうもの。おしゃれを見れば、ひたすらいつもの自分。TPO、着まわし、少しの色気を足すといった、パリジェンヌのお得意が満載。全編通じて「日常のパリってこうよね」と共感する要素がいっぱい! 国は違えど「大人女性」のありかたで参考になる、私のイチ押し作品です。

『未来よ こんにちは』の原題は「L’avenir=未来」とだけ。ついフレンチ風の深読みをしてしまう! 劇中のセリフ「先が読めない」の「先」にも使用されている単語。この先からその先にまで「未来」は続く……今はつらいけれど、長いスパンで捉えれば、いつか傷はいえると思えてしまいます。

『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』より
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『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』より

一本の映画を鑑賞し、感情をあらわにしよう!

声に出して笑い、泣き、怒る!

早速マネしてみたい!【パリジェンヌ習慣2】
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関連情報

Profile

米澤よう子

グラフィックデザイナーとして広告制作会社に勤務後、1993年イラストレーターとして独立。化粧品パッケージや広告キャンペーン、女性ファッション誌、CM、書籍装画などで活躍。2004年から4年間パリに活動拠点を移し、高級デパート「ボン・マルシェ」での個展開催など、多彩な活動を行う。パリ在住の経験を生かした著書は24冊を数え、商品企画、ブランドとのコラボレーションなど、さらに活動範囲を広げている。近著に『ねことパリジェンヌに学ぶリラックスシックな生き方』(文藝春秋)、『大人パリジェンヌStories おしゃれと恋と日常と』(光文社)などがある。

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