【2023国際女性デー】「TO UNITED ARROWS」ディレクター浅子智美さんの健やかな仕事術

忙しい日々が戻った今も、ヨガやランニングで自分をリセット

会社のキャリア形成のプロジェクトに参加し、昨年 10 月から月2回のビジネススクールに通 いつつ、趣味のヨガやランニングにも意欲的。また昨年から海外出張が復活し、ファッ ションウィークに合わせて海外を飛び回る日々が始まった浅子さん。多忙の生活の 中、自分のリズムを崩しそうな時、どのように自分のバランスを保っているのだろう か。

「冬の間は寒いし暗いし、思うように走ることができなかったのですが、出張先にもランニングセ ットを持参して、可能な限り走るようにしています。ヨガもきちんとやると 1 時間以上かかってしまうので、今日は15 分だけ太陽礼拝。と決めて体を目覚めさせたり、ケトルで 白湯を沸かして飲んだり。白湯は毎朝飲んでいるのですが、気持ちの上がり下がりがあっても、白湯を飲むとすっと落ち着くんです。出張先でも日常でルーチンにしていることを取り入れることで、自分らしいバランスを取り戻すようにしていま す」

以前は毎日ストイックに走ることを自らに課し、自分を追い込んでしまったこともあるという浅子さん。

「『今日は無理しない』と思う日を作るようにしたことで、自分に負荷をかけすぎない、いいバランスが保てるようになりました。体のために食事もできるだけビーガンを心がけていますが、出張先では無理な時もありますし、その辺を柔軟にすることで、より自分の心と体の変化に向き合うことができているような気がします」

会社に所属しながら自分の得意分野で新事業に参加し、仕事、学び、趣味を自分 のペースで楽しんでいる浅子さんのキャリア形成には学ぶところが多い。

「所属している部署には女性が多く、子育て中など様々なライフステージのスタッフが いるので、無理のないようお互いにサポートしあっています。今までなかなかイベン トができなかったので、今後はヨガから発生するモノや人が集まるイベントも企画してみたいですね。TO UNITED ARROWS(トゥー ユナイテッドアローズ)の TO は、『・・・ と=&』、ヨガという言葉が意味する『つなぐ、結ぶ』に由来しています。心と 身体をつなぐ、地球環境とお客様をつなぐ、様々なモノゴト、人と人をつなぐレ ーベルでありたい。そのコンセプトを実現していきたいです」

text: Eriko Azuma

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