Fashion

パリに一足早く春を告げるヴァンドーム広場のハイジュエリーコレクション
2022.3.31
冬のパリは底冷えする暗い日々が続きましたが、1月末を過ぎると徐々に陽が長くなり、やがて街全体も明るさを取り戻したかのように春めいていきます。そのような時期にパリのヴァンドーム広場を中心にハイジュエリーの展示会が開催されました。
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2022.3.31
冬のパリは底冷えする暗い日々が続きましたが、1月末を過ぎると徐々に陽が長くなり、やがて街全体も明るさを取り戻したかのように春めいていきます。そのような時期にパリのヴァンドーム広場を中心にハイジュエリーの展示会が開催されました。
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カルティエは、ハイジュエリーに宿る魂、ハイジュエリーが持つ人の心を打つ独自の表現を「シジエム サンス(第六感)」として提示します。自然や動物からインスパイアされ、視覚効果や喚起力を駆使し、想像力を掻き立てるクリエイションの数々が、ヴァンドーム広場の一角にあるリッツ・パリの展示会場にて披露されました。その中でも、センターストーンに35.47カラットのエメラルドを配したシネステジー ネックレスは、会場中心に展示され、ひと際大きな存在感を放ち視線を惹き付けました。
ショーメは、240年以上もの間、自然の美しさを再解釈し、ジュエリーに昇華してきました。水もそのインスピレーションの源泉のひとつ。このコレクションでは、波が崩れる瞬間の形など、水の動きを捉えた新作を発表しています。パリ本店の展示会場に足を一歩踏み入れたときから、まるで水の中にいるような感覚体験ができる映像で会場全体が包まれていました。コレクションの中でもティアラとネックレスは、それぞれ1000時間掛けて制作されたユニークピースで、繊細な水の流線形を優雅に表現しつつ、この上ない気品を纏っています。
ピアジェは、人生の明るい側面を探求し、新たな高みへと翔けるための3つのハイジュエリーセットを発表しました。美しく深く幅広い色彩を持つトルマリン、オーロラの光を彷彿とさせるグリーンエメラルド、淡いブルーからミッドナイトの色合いまで夜空の濃淡を表現するサファイア、これら3つのジェムストーンから構成されるハイジュエリーの数々が、ブティックの一角でモデルが実際に着用しながら披露されました。光のニュアンスや色彩のコントラストを間近で堪能することで、春の訪れのような高揚感に包まれました。
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島田和春
パリ駐在1年半が経過。フレンチシャンソンを奏でるアコーディオンの哀愁に満ちた響きも好きだが、最近は心にしみる昭和の歌謡曲にはまっている。
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