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朝が決め手! フィットネス習慣改善のための11アイデア

iStock.com/RossHelen

朝5時にスタートし、朝食のために10マイル走る必要はない。 私がヘルス担当のエディターだというと、朝ベッドから飛び起きてクロスフィットのセッションを毎日こなしたり、朝7時までにハーフマラソンをこなしたり、365日以上瞑想(めいそう)を続けたりしていると思うだろう……。今回はフィットネス習慣の改善方法について、マリ・クレール インターナショナルのイギリス版デジタル記事よりお届け。

iStock.com/RossHelen

私は健康とウェルビーイングに情熱を注いでいるが、過去には、朝のワークアウト・ルーティンを完璧にこなすのは人一倍難しいと感じていた。

5年前、私は毎朝6時に無理矢理起きて、HIITワークアウト(※編集部注:短時間の激しい運動と低強度の回復運動や休憩を交互に行うワークアウト)やロングランに励んでいた。一日の終わりには6時間以下の睡眠と、カフェインを取ってしのいでいたのだ。

このようなワークアウトへのアプローチは持続可能ではなく、すぐに燃え尽き症候群になるとは知らなかった。私のコルチゾールレベルはうなぎ登りで、常に不安だった。趣味でマラソンのトレーニングをする、健康産業に携わる人間にとっては理想的な状況ではなかった。

とはいえ、この時期の私は、現実的かつ効果的な朝のルーティンを構築する方法について、いくつかの貴重な教訓を得た。私は今でも定期的にトレーニングをしている。現在9月に参加する9回目のマラソンに向けてトレーニング中だが、常にストレスを感じることのない、よりバランスの取れた管理しやすい方法を見つけた。

では、どうすればいいのか? 幸運なことに、私は本業の一環として世界のトップクラスの理学療法士たちと話をする機会があるのだが、彼らはほとんど同じことを言う。それは、自分が楽しんでいるワークアウト ルーティングを続けるということだ。だからこそ、自分と今のライフスタイルに合った日課を作ることが重要なのだ。とにかく早起きする人なら、朝6時のランニングはちょうどいいかもしれない。

私がこの業界で6年以上働き、8回のマラソン・トレーニング・サイクルで学んだことを振り返るとともに、英国有数のラン・コーチ、Lillie Bleasdale(※編集部注:Train passaというトレーニングのためのコーチングやプランを提案するサービスの創業者であり、ヘッドトレーナー)からのアドバイスを紹介する。あなただけの朝のワークアウト・ルーティンの作り方を知りたいと思うなら、この記事を読み続けてほしい。そして、初心者のためのワークアウトやシンプルな朝のルーティンアイデアもお見逃しなく。

8回マラソンに出場したランナーであり、ヘルスエディターでもある私が、管理しやすく効果的な朝のワークアウト・ルーティンを構築した方法とは?

1. どのようなワークアウトを楽しむか

これはごく当たり前のことに聞こえるかもしれないが、続けられるワークアウトの習慣を身につけるには、実は本当に必要なことなのだ。

何年もの間、私は早朝の高強度インターバル・クラスが「最高の」ワークアウトだと思い込んで、自分に強要してきた。しかし、楽しくないワークアウトは、決してあなたやあなたの体にとってベストではない。

地元のスタジオでのピラティス・ワークアウト、ヨガ・クラス、ウェイト・トレーニング、Joe Wicks(※編集部注:イギリスの人気フィットネストレーナー)のワークアウト、Adriene with Adriene(※編集部注:Adriene Mishlerが運営する人気YouTubeチャンネル)のヨガ、自宅でのレジスタンス・バンド・エクササイズ(※編集部注:筋肉トレーニング用のゴム製のバンドを使用したエクササイズ)など、可能性は無限大だ。

平日に長時間働いている人は、朝のワークアウトは週末にしかできないかもしれない。海や湖での水泳、スカッシュ、テニスなどに挑戦してみてはどうだろう。つまり、世界は本当にあなたのものなのだ。

2. 無理強いをしない

少しの罰も設けず、一貫した日課をどうやって作るのか疑問に思っている? それは良い質問であり、簡単に言えば、微妙な一行だ。

時には、無理に体を起こすことでその日の気分が良くなることもある。また、フィットネスを向上させるためには、予定していたセッションをスキップして休むことが絶対に必要な場合もある。

自分の体の声に耳を傾けることが本当に重要だ。とても疲れていてセッションに参加できないと感じたとしても、気に病む必要はない。

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