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体調を整えるために、朝一番のコーヒーを飲む前にやっておくべきこと

朝早く起きるのが難しい、という人の中には、コーヒーを愛飲している方も多いのでは?コーヒーはベッドから飛び起きた私たちの心や体の能力を目覚めさせ、高めてくれる飲み物だ。 しかし、起きてすぐにコーヒーを飲むことは、健康面を考えると推奨されるものではない。そこで、一日を気持ちよくスタートするために、カフェインを取り入れることに代わる試してみるべき習慣について、マリ・クレール インターナショナルのフランス版デジタル記事よりお届け。

Coffee

目覚めたらすぐに、気に入った銘柄やブレンドのコーヒーを飲んで一日をスタートされる、という方も多いだろう。香りも心地よく、活力を呼び起こす一杯のコーヒーは、朝食を食べる前であっても、朝の目覚めのための儀式として定着している。しかし、ベッドから飛び起きてすぐにコーヒーを飲むことは、健康にとって正しいことなのだろうか? 栄養や健康の専門家によれば、必ずしもそうである、とは言えない。

なぜなら、カフェインはストレスホルモンであるコルチゾールの放出を誘発するからなのだ。「空腹時に飲むコーヒーのカフェイン量は、コルチゾールの過剰な放出に繋がるため、不必要なストレス反応を体に引き起こし、腸、ホルモン、副腎、エネルギーに悪影響を及ぼす可能性があります」と消化器官の健康エキスパート、Abigail Hueber氏は説明している。

しかし幸いなことに、「朝コーヒーを飲むという習慣に、いくつかの習慣を戦略的に加えることで、消化、ストレス、ホルモンバランス、エネルギーなどに関して、効果的な変化をもたらすことができます」と専門家は付け加えている。

そこで、毎朝、お気に入りのコーヒーを飲む前に、出来ればやっておきたいポイントを紹介する。

水分を補給する方法と食事に気を配る

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まず第一に、水分を補給することだ。一晩中、水を飲まずに眠っているので、体内には電解質の補給が必要だ。「特にカリウムとナトリウムは、体内の水分を最適な状態に保ち、腎臓、血糖値、ホルモンバランスをサポートする重要な役割を果たします」とHueber氏は説明している。この観点から、水分補給には、グレープフルーツかオレンジの果汁(生のもの)200gと水200gを混ぜたものをとることを提案する。

注意すべき朝のコーヒー摂取のもう一つの欠点は、コルチゾールを刺激することだけでなく、血糖値を上昇させ、エネルギーを低下させるということだ。しかし、「完全な食物源から得られる」食物繊維は、血糖値のバランスを整えることに役立つ。一方で、タンパク質も血糖値の上昇を抑制する働きがある。そのため、コーヒーを飲む前にこれらの栄養素を取り入れると、「血糖値のバランスに大きな影響を与え、体内のストレスや炎症に良い影響を与える」のだ。

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