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サステナブルな食器ブランド、いくつ知ってる?

2030年のSDGs達成を目指し、今だけでなく次の世代も豊かに暮らせる未来を創るための農林水産省、消費者庁、環境省連携プロジェクト「サステナウィーク」が2023年9月16日からスタート。そこで“未来につながるおかいもの”として、マリクレール読者に注目してもらいたい、サステナブルな器ブランドをセレクト。食と農業、林業、漁業に携わる多くの関係者の地道な努力や、環境に良い活動にスポットを当てて、ライフスタイルに取り入れてみて。  

「ARAS」の再生杉皮プレート

ARAS
上から「深皿スクープ大皿 杉皮ライトブラウン(26cm)」、「大皿ウェーブ 杉皮ライトブラウン(27cm)」、「深鉢ミルー 杉皮ライトブラウン」すべて¥3,850

森林がCO2吸収量を維持していくために必要な定期的な間伐。その間伐材の廃棄は高コストのため、樹脂製品製造の「石川樹脂工業」がデザイン会社の「secca」と連携し、間伐材の杉皮と、革新的な樹脂素材「トライタン」とガラス素材を掛け合わせた新素材を半分ずつ組み合わせ、耐久性とこれまでにないデザインを実現した食器を開発。2020年3月ローンチした食器ブランド「ARAS(エイラス)」のコレクションのひとつである、色体験の進化と環境と共生するものづくりの進化を両立させたサステナブルコレクションだ。

成形時に杉皮の成分が流れ出るために生まれる表面模様や、ほんのりと香る杉の香りも特徴となっている。平皿は焼いたパンが蒸れず、ソースやドレッシングが皿全体に流れ出ないウェーブ構造と小皿などを置けるフラット部分を合わせたデザインにし、深皿は汁物も美しくすくい上げられ、洋食にも和食にも合わせやすい上品なアシメトリーのデザイン。食洗機も対応可能なので日常使いができる気軽さもうれしい。カラーは従来の杉皮ブラウンのほか、写真のライトブラウンやブラックも。販売は、毎月10日の10時からオンラインのみ。売り上げの一部は植林活動に寄付され、使うことで林業をサポートすることができる。昨年には、海水から真水をつくる際に残る濃縮塩水の廃棄問題に着目した商品も誕生させ、将来的には世界中で廃棄されている濃縮水に含まれる海水ミネラルを活用していくことを目指しているそうだ。

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お問い合わせ先

「ARAS」 https://www.instagram.com/aras.japan/ 「竹村良訓(たけむらよしのり」 https://instagram.com/takemurayoshinori 「REVOL」の「No.W」シリーズ https://www.revol1768.com 「Sghr」の「Sghr Recycle」 https://shop.sugahara.com/collection/recycle 「HUSKEE」 https://instagram.com/huskeecup_japan 「TRIPWARE」 https://tripware.net

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