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パリのハイジュエリー展示会でため息。夏の煌めきを高める職人の匠

ショーメ 海を叙情的に表現した「オンドゥ ゼ メルヴェイユ ドゥ ショーメ」コレクション

パリ ショーメ本店 展示会のエントランス
ショーメのヴァンドーム本店サロン内に設営された展示会場エントランス。茜色が入り交じる背景は、海への憧憬を掻き立てるだけでなく、夏の終わりの哀愁なども想起させる。

ショーメは、水や生命の源である海をテーマに、波の動きや、海にまつわる生命への賛歌を叙情的に表現したコレクションを発表。
1780年の創業以来、さまざまな自然の要素から受けるインスピレーションをもとにジュエリーをデザインしてきたショーメは、今回、初めてコレクション全体を“海”にフォーカスを当てた。穏やかな水面にできる波、水中の宝探し、湾流に乗り込む船など、様々な海のイメージを表現し、ジュエリーを身につける人を魅惑的な旅へといざなってくれる。

ショーメ シャンドゥシレンヌ 人魚の歌声
人魚の歌声という意味をあらわす「シャン ドゥ シレンヌ」は、緑色に輝くトルマリンに、タヒチ産のグレーパールをあしらった繊細かつ豪華なネックレス。会場エントランスに飾られた作品は、多くの来場者を魅了していた。
ショーメ コメットデメール 海の彗星
ライトグレー、モーヴ(薄く灰色がかった紫)の天然パールとサファイアの色合いが対話する特別なコレクションを創り出した「コメットデメール(海の彗星)」
ショーメ エスカル(寄港)
港や入り江で帆を降ろし、エンジンを切ったときに訪れる空白の時間にインスピレーションを受けた「エスカル(寄港)」。ショートネックレスには、透明な海を思わせるサファイアを背景に、レンガ色に輝くスピネルが並んでいる。

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