「クラランス」創設者の孫、ヴィルジニー・クラランスが語る、人と自然が調和する“美しい循環”とは?
2022.10.27 / marie claire
2022.10.27 / marie claire
──植物・自然との共存を目指す活動の一環として、世界中で536,000本以上を植樹し、アルプスでは持続可能な農法を用いる自社農園「ドメーヌクラランス」の運営もしていますね。
「自社農園は家族の夢でした。厳しい冬を生き抜き、春が来ると蘇る。その力に着目し、植物からもっと学びたいと、2016年にアルプス山中の畑を購入しました。現在、約30種の植物が栽培され、うち6種類の成分が、ドメーヌクラランスのロゴがついた製品に配合されています。目指すは再生可能な環境再生型農業。土地を守るだけでなく、さらに豊かな土壌にすることを目指しています」
──FEEDと組み、未来を担う子供たちへ学校給食のサポートも行っていますね。
「2011年から、WFP(国連世界食糧計画)を通じてお届けできた食事は約3,600万食。給食を提供すると、親御さんが子供たちを学校に通わせてくれるので、栄養と教育、その大切な両方を支援できることを誇りに思っています。この取り組みの発案者はアメリカ支社のインターンです。誰であっても、素晴らしいアイディアを出してくれたら、それは形になる。クラランスにとって、働いている人々は社のアンバサダーであり、みな大切な存在。『人の話に耳を傾ける』という祖父の精神が生きているエピソードだと思います」
クラランス カスタマーケア 050-3198-9361 (9:00~17:00 土日祝祭日を除く) www.clarins.com/
【雑誌『marie claire』のPDFマガジンダウンロードページ】
©︎marie claire/photo: Wataru Yoneda(portrait) / text: Jun Makiguchi
Profile
ヴィルジニー・クルタン・クラランス / Virginie Courtin
クラランス創始者一族に生まれる。欧州随一のビジネススクールEDHEC経営大学院で学んだ後、アメリカやアジアのクラランスでマーケティングに従事。プランタンなどファッション業界を経て、2018年からクラランス副執行役員、19年同社CSR部門総括責任者に就任。22年より現職。【バレンタイン2023】高島屋のショコラフェス「アムール・デュ・ショコラ」 日本初上陸ブランドやサステナブルなショコラまで、世界のチョコが集結!
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