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ルームフレグランスで自宅時間を快適に。期待できる効果別・香りの選び方

自宅で過ごす時間を快適に過ごすためのコツのひとつに“香り”がある。お気に入りの香りを部屋に取り入れることで、さらに快適さもUP。今回は期待できる効果別にルームフレグランスの香りをご紹介。

ルームフレグランスの種類

ルームフレグランスにはスティックタイプ・スプレータイプ・キャンドルタイプ・プラグインタイプなど種類がいくつかあるが、どんなシーンで使うのかなどを考慮して選ぶとよいだろう。

芳香成分入りの液体にリードと呼ばれる棒状のものを浸すスティックタイプは、置くだけでOKという手軽さに加え、見た目のオシャレさもあって玄関やリビングにお似合い。いくつかの部屋で使いたい場合は、手軽に持ち運べるスプレータイプがおすすめ。炎のゆらぎにより視覚的にも癒されるキャンドルタイプは、火を扱うので小さな子供がいたり、消し忘れなどに注意が必要だ。コンセントにさすプラグインタイプは、電気熱によって香りを拡散するので広めの部屋などにもしっかり香りを広められる。

目的別・おすすめの3つ香り

実は薬機法においては、化粧品の香りがもたらす効果は謳えない。けれども、香りが本能に直結することで感情に影響を与え、人の行動にも影響を与える効果が期待できることはわかっている。日々の生活にうまく取り入れることで、心身が癒されたり、気分が上向きになったりする香りをご紹介しよう。

イライラしているときはカモミール

甘くフルーティーな香りのカモミール。世界最古のハーブといわれ、古くから不眠症の改善に用いられている。カモミールに含まれる「アピゲニン」というフラボノイドが神経系の活動を鎮める作用があり、イライラした感情を緩和してくれる。ただし、カモミールはキク科の植物のためキク科アレルギーの人は使用に注意が必要。

ぐっすり眠りたい夜はジャスミン

「リナロール」と「ベンゼルアセテート」という成分が含まれており、鎮静作用や抗不安作用などが期待できるジャスミン。濃厚な香りで気持ちを落ち着かせてくれるので寝室におすすめ。

疲れぎみのときはイランイラン

フローラルかつエキゾチックで甘い香りのイランイラン。温もりのある香りは、疲れや不安、緊張を感じるときに気持ちをリラックスさせてくれる。また、ホルモンバランス調整作用が期待でき、更年期障害など女性特有の症状の緩和にも役立つ。

最適な置き場所はどこ?

ルームフレグランスは風通しのよい場所に置くと、香りが運ばれやすくなる。さらに、香りは空気の流れに乗って上から下へと広がるので、床に近い位置ではなくサイドボードや棚の上などに置くのがベター。空調が強く当たる場所だそ香りがすぐに飛んでしまうので、比較的空気の流れの少ない場所を選ぶようにしよう。

edit: Mie Arisumi

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