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美弥るりかのエッセイ「舞台メイクで使える”心躍るコスメ”」

元宝塚の男役のなかでも個性際立つ抜群の存在感で人気を誇った美弥(みや)るりかさんが、日々の生活のなかで大切にしていること、輝きを生み出す源になっていることを綴る「美弥るりかの暮らしのパワーチャージ」。 今回は、美弥さんが舞台メイクで愛用しているアイテムを紹介します。あの舞台の裏側ものぞけちゃう…!?


vol.7 長時間の舞台に耐える優秀アイテムは

皆さまこんにちは! 美弥るりかです。

近頃は花粉と戦う日々を過ごしています。皆さまは大丈夫ですか?
私は花粉で肌バランスを崩しやすいので、肌によいと聞いたセロリやバナナをなるべく食べたり、グルテンを少し控えてみたりなど、花粉に負けないぞ!とがんばっています。

つい最近、桜の開花の時期が発表されていましたね! 今から楽しみです。
その頃には次の舞台、Musical『The Parlor』のお稽古中だと思いますが、休日には美味しいコーヒーを飲みながら桜を眺めたいなぁ〜と思っています。

さて、今回も”心躍るコスメ”について書いていきたいと思います。

前回は普段メイクの愛用品をご紹介しましたが、今回は舞台メイクについてのお話を。

【関連記事】美弥るりかのエッセイ 「気分が上がるお気に入りのコスメ」

あまり参考にはならないかもしれませんが、舞台の時にどんなコスメを使っているか興味がありましたら、ぜひ読んでいただければ嬉しいです! 
舞台専用アイテムではなく、意外と市販されているアイテムを使用しています。

まずはベースメイク。

メイクアップフォーエバーの12色入った練りファンデーション「ウルトラHDクリームファンデーション」のパレットと、ロージーローザの「シフォンタッチスポンジN」を愛用しています。

パレットは、豊富なカラーで顔の印影が自由自在。薄づきで、さまざまな役のベースが作れるので重宝しています。
スポンジは、ファンデーションがちょうどよく肌に馴染みます。吸い込み過ぎてしまったり、角に当たってよれてしまったりすることがありません。

2点とも、ヘアメイクアップアーティストの岡田知子さんに舞台メイクをしていただいた時に教えていただいたアイテムです。

次に、シェーディングとハイライトがセットになっている有能なパレット、マック「スカルプト&シェイプ コントアーパレット」

舞台で顔に艶を出し過ぎてしまうと、ライトによって膨張して見えたりすることもあるので、なるべくマットなパウダーを選ぶようにしています。

そして、アイブロウは
フーミーの「アイブロウパウダー r.mレディモーヴ」を最近使用しています。
眉毛のベースを整えるのにちょうどよい色を出してくれるので、普段メイクでも使用しています。

特に右の紫がどんな髪色にも意外と馴染むということを、最近発見しました!
前作の舞台「ヴェラキッカ」ではさまざまな色のカツラをかぶっていたので眉色に悩みましたが、この紫をベースに入れると不思議とどんなカツラともマッチしました。

次は、同じく舞台「ヴェラキッカ」で愛用したリップとグロスを紹介します。

左からメイクアップフォーエバー「ルージュアーティスト104」メイクアップフォーエバーのグロス「アーティストヌードクリーム01」アナスイのリップ「ルージュ700」クレ・ド・ポー ボーテのグロス「ブリアンアレーブルエクラ4」と「ブリアンアレーブルエクラ6」、そしてマックのグロス「リップガラス ルビーウー」

こんなに⁉ と思うかもしれませんが、
私が演じた役は登場するたびに「衣装」と「カツラ」が変わり、”別人格に見せたい”という自分のこだわりもあって気付けばこんな沢山のリップを使用していました!笑

クールに見せたい時はマットに、柔らかな印象にしたい時はピンクのグロスを足したり、強く見せたい時は真っ赤なグロスにしてみたり、と工夫しました。

最後は、メイク崩れを防いでくれる化粧水。
マックの「プレッププライムフィックス+」
メイクの仕上げにひと吹きするだけで、メイク持ちがよくなりました。
長時間メイクをしているので、このようなアイテムはとてもありがたいです! 汗の多い夏なども活躍しそうですね。


紹介したコスメで仕上げた舞台メイク写真です。

舞台で使える”心躍るコスメ”はいかがでしたか?
季節の変わり目の寒暖差で体調も崩しやすいと思いますので、気をつけてお過ごしくださいね!
またお会いしましょう♪

text & photos by Rurika Miya
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Profile

美弥るりか

みや るりか アーティスト、俳優。2003年に男役として宝塚歌劇団に入団(89期)。幅広い役柄を好演し、人気と実力を兼ね備えた男役スターとして活躍。主な出演作品は『ロミオとジュリエット』マーキューシオ役、『ME AND MY GIRL』ジャッキー役、『1789—バスティーユの恋人たち』シャルル・アルトワ役、『グランドホテル』オットー・クリンゲライン役、『雨に唄えば』コズモ・ブラウン役や『エリザベート』フランツ・ヨーゼフ役など。17年『瑠璃色の刻』、19年『アンナ・カレーニナ』で主演を務め、同年6月宝塚歌劇団退団。退団公演の千秋楽では トップスター以外では異例となる”サヨナラショー” も開催された。退団後、ジェンダーフリーな表現者、アーティストとして舞台やライブ公演等で活躍中。著書に『Rurika is』(扶桑社) がある。主役を務めるミュージカル『The Parlor』が4月に上演予定。東京公演は4月29日(金・祝)~5月8日(日)よみうり大手町ホールにて、兵庫公演は5月14日(土)、15日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにてそれぞれ行われる。詳細はこちら
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