山口県最古の温泉地にたたずむ「界 長門」。自由気ままな温泉旅が楽しめる冬限定「はじめての温泉ひとり旅」プランも
江戸時代に歴代の藩主が湯治に訪れていたとされる山口県最古の温泉、長門湯本温泉。その温泉街を流れる音信川(おとずれがわ)のほとりにたたずむ「界 長門」は、藩主が参勤交代の時に休む場所「本陣」として使われた「御茶屋屋敷」をテーマにした温泉旅館だ。客室には山口の代表的な伝統工芸である萩焼、大内塗り、萩ガラスなどがあしらわれ、ロビーには客を迎えるための床の間の掛け軸や、床の間飾りを表現した空間が広がる。
ご当地部屋「長門五彩の間」
武家文化を反映したご当地部屋「長門五彩の間」は、寝床を一段高くすることで、藩主が休む寝台をイメージ。「五彩」とは、客室を彩る五つの要素である山口県の伝統工芸「徳地(とくぢ)和紙」「萩焼」「萩ガラス」「大内塗」「窓から見える四季折々の景色」を表現しており、格子状の囲いによって高貴な雰囲気が漂う空間になっている。
段違いの棚が設置された床の間に飾られているのが、長門湯本温泉からほど近い深川窯の3人の作家(坂倉正紘氏・田原崇雄氏・坂倉善右衛門氏)による萩焼の作品。客室入り口のサインに使用されているのは、モスグリーンの色合いと硬くて傷つきにくく熱にも強い特徴を持つ萩ガラスだ。
客室の窓からは、近くを流れる音信川に耳を傾けながら、春の桜や紅葉で色づく秋の山々など、四季折々の景色を楽しむことができる。
藩主を癒やした温泉でくつろぐ
藩主が湯治に訪れた場所と言われている長門湯本温泉は、肌への刺激が少なく、すべすべとした感触が特徴のアルカリ性単純温泉。神経痛、筋肉痛、冷え性、疲労回復、自律神経の乱れ、不眠などに効能があるとされる。
本旅館には、湯温が高い「あつ湯」と源泉かけ流しの「ぬる湯」がある内風呂と、露天風呂を備えている。
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