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ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃も“普通の夫婦”? あだ名で呼び合い、激しい口論をすることも

Chris Jackson / Getty Images

2024年1月に腹部の手術を受け、自宅療養中のキャサリン皇太子妃。健康状態が案じられる中、ウィリアム皇太子が献身的にサポートしていると報じられている。そんな皇太子夫妻の普段の結婚生活は、想像よりも“普通”なようだ。マリ・クレール インターナショナルの英国版デジタル記事よりお届け。

ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は激しい口論をすることもあり、彼らの結婚生活は「甘い話ばかりではない」と王室専門家が主張

まるでジェーン・オースティンの小説のようだ。

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ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の関係は、しばしば現実世界における究極のおとぎ話だとうたわれてきた。カップルが出会ったのは大学で、2001年のこと。20年以上経った現在、彼らはジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子という3人の美しい子どもたちと幸せな結婚生活を送っている。

彼らは2人の関係について、控えめな夜のデートから、充実した時間を一緒に楽しく過ごす方法まで、たびたびオープンにしてきた。

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しかし、ある王室専門家によると、ロイヤルカップルも家庭では「甘い話ばかりではない」と主張しており、世間の多くのカップルがそうであるように、彼らも家の中では口論しているようだ。

トム・クイン氏の新著『Gilded Youth: An Intimate History of Growing Up in the Royal Family(原題)』は、宮殿のスタッフや内部関係者へのインタビューを通じて、英国王室のストーリーを語り、ロイヤルファミリーの養育が大人になってからの人生をどのように形成してきたのかについて、明らかにしている。

この本では、皇太子夫妻のお互いを呼びあうニックネームが詳しく書かれており、キャサリン妃がウィリアム皇太子のことを「ベイブ」と呼んでいることだけでなく、「ハゲ」と呼んでからかっていることはすでに報じられている通りだ。ウィリアム皇太子はキャサリン妃のことを「ベイビーキンズ(babyやbabeの派生語 ※編集部注)」あるいは「怠け者の公爵夫人」と呼んでいるようだが、後者はどうやら妻を軽くからかっているらしい。キャサリン妃が結婚前にこれといったキャリアを積んでいなかったことを、エリザベス女王が不満に思っていたという話を指している。

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しかし著者は、ロイヤルカップルも試練のような瞬間を免れることはできないとも主張している。

クイン氏は、「キャサリン妃はとても穏やかな人です。ウィリアム皇太子はちょっと怒りっぽく、ヘンリー王子の本の中にも、そのことを示す例があります。しかし、キャサリン妃はとても冷静な人でもある。事を丸く収めて、『かき回さないようにしよう』とする人なんです」。

「もちろんプライベートでは、ウィリアム皇太子とキャサリン妃も他のカップルと同じように、仲たがいしたり、けんかをしたり、怒鳴り合ったり、思いやりのないことを言い合ったりしています。しかし、キャサリン妃は生来、なだめ上手な人。ウィリアム皇太子も子どもの頃に感情的な混乱、離婚、分裂を十分すぎるほどに経験していたので、いつも道をゆずります。彼は対立することを嫌うのです」

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米サイト『Fox News Digital』のインタビューで、クイン氏はウィリアム皇太子とキャサリン妃のけんかについて次のように語った。「2人がお互いにつけているニックネームについては、宮殿のある人物が教えてくれました。しかし、甘い話ばかりではありません」

「彼らはお互いに物を投げつけるようなひどいけんかもします。キャサリン妃はとても穏やかな人に見えるかもしれないし、ウィリアム皇太子もそうです。でも、いつもそうとは限らない。なぜなら2人にとっての大きなストレスは、常に(宮殿の側近たちに)囲まれていることだからです。まるでジェーン・オースティンの小説のようだ」。

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しかし、皇太子夫妻は「誰もが見習うべき完璧なカップル」として見られたいわけでは決してなく、結局のところ、2人の関係は他のどこかの夫婦と同じようなものだということを世間に知ってもらいたがっている。

クイン氏はこう続けた。「(キャサリン妃は)『他のカップルと同じように、私たちにも、お互い本当に、本当に怒っている日もありますし、お互いに口をきかない日もあります』と言いました」

「彼らは、子どもを持つこと、仕事、その他、人生におけるあらゆることについて、同じストレスを抱えた普通の夫婦として見られたいのです」

Translation & adaptation: Akiko Eguchi

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