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英・チャールズ国王が次男ヘンリー王子に向けて発した冷ややかな一言とは?

WPA Pool / Getty Images

オミッド・スコビー氏による英国王室の暴露本『Endgame(原題)』の衝撃はまだ冷めず、チャールズ国王とヘンリー王子の関係はますます悪化しているともいえそうだ。マリ・クレール インターナショナルのアメリカ版デジタル記事よりお届け。

チャールズ国王はNetflixのドキュメンタリー『ハリー&メーガン』配信開始後、ヘンリー王子に向けて冷ややかな一言を発した

チャールズ国王の次男ヘンリー王子に対する冷静さが一瞬、崩れたと伝えられている。

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Netflixのドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」(2022年)で家族のプライベートな事柄が暴露された後、激怒したチャールズ国王がヘンリー王子に向けて発した単語は2つだけだった。国王は言った。「That fool(あのバカめ)」

これは、2023年11月28日(現地時間)に発売されたオミッド・スコビー氏の新著『Endgame:Inside the Royal Family and the Monarchy’s Fight for Survival(原題)』の中で語られていることだ。(ヘンリー王子が)妻メーガン・マークルとともに撮影した、主人公の名前がタイトルにした全6話のドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」は、Netflixとの継続的な契約の一部として、サセックス公爵夫妻ことヘンリー王子とメーガン妃に1億ドルという大金をもたらした。リズ・ガーバス監督が手がけたこのシリーズについて、スコビー氏はこう書いている。「宮殿では誰もが頭を抱え、偏頭痛を起こしていた。『(あの番組で)みんな面食らっていました』とある側近は言った。(チャールズ国王は)誰にも息子のことをとやかく言わせなかったのに、公然と『あのバカ』と批判するようになった」

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スコビー氏が話を聞いたという情報筋は、チャールズ国王は2022年9月、母エリザベス女王の逝去に伴い、王位に就いた後、メディアのポジティブな注目を集めるために「全力を尽くしていた」と語ったという。ドキュメンタリー番組は即位からわずか3か月後、12月に配信開始にとなり、続いて、王室にとって新たな打撃となったヘンリー王子の回顧録『SPARE』が2023年1月に発売されている。

しかし、(国王が)報道陣に好意的に見られようと努力しても、Netflixのドキュメンタリー番組のせいで「誰にも(好意的に)見てもらえなかった」と情報筋は続けた。「国王はすべての状況を心から悲しんでいた」という。「彼は怒っていました。しかし自分の前で息子の悪口を言われるのも嫌だったので、彼が立ち止まって、事態がどれほど悪化しているかを実感したのは、わずかな時間でした」

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しかし、チャールズ国王のサセックス公爵夫妻への同情は、メディアのスポットライトが彼らに注がれ、チャールズ国王自身の影が薄くなると「すぐに消えた」とスコビー氏はつづっている。そして、ドキュメンタリー番組の「ハリー&メーガン」も、実在の“ハリーとメーガン”も「ことごとく」国王の注目度を「上回った」と付け加えた。

にもかかわらず、『Endgame(原題)』が発売される前に、ある情報筋が米サイト『Page Six』にこう語ったという。ヘンリー王子は「チャールズ国王ともっといい関係を築きたいのです。結局のところ、国王とはいえ彼の父親ですから」

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  • This article was originally published on Marie Claire USA

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