「ヴァレクストラ」の新作バッグ“ノーロ”。その魅力をCEOグザヴィエ・ルゥジョーが語る

写真家ピーター・フンクが手掛ける新ビジュアルキャンペーンをスタート！

「旅のスタイルも暮らしの様式も40年前とは変わっています。しかし、私たちの核である“生活を助けながら、持っていると気分が高揚するレザーグッズ”を作りたいという熱意は変わらない。自然と生活になじむアイテムを作り続けることが、さらなる成功へとつながっていると思う」

その熱意が詰まった新たなアイコンバッグの広告キャンペーンでは、デンマーク出身の写真家、ピーター・フンクとタッグを組み、イタリアの街角を舞台にした印象的なビジュアルを制作して、話題を呼んだ。

「ミラノの北にある街、ノーロはデザイナーや建築家、若いアーティストなどが集まるクリエイティブなエリアです。この写真は、そこで撮影されました。道を行き交う人々を偶発的に捉えたように見えますが、実は何日間もかけて同じ場所で撮影した写真を使って再構築したビジュアル。この手法はフンク氏が得意とするもので、“見た目はシンプルだけど、よく見ると深い世界”へと導いてくれる。その世界観こそ、『ヴァレクストラ』と同じだと感じて、今回、フンク氏に広告ビジュアルの撮影を依頼しました」

日本を訪れるたびに創作意欲が湧く

まだまだ挑戦したいことはたくさんあるとルゥジョー氏。来日する度に刺激を受け、もっと日本のお客様に喜んでもらえるものを作りたいと思うのだとか。

「私は仕事で日本に来て以来、この国が大好きになりました。今では仕事だけでなく、プライベートでも遊びに来るくらい。日本は美しいディテールに敬意を払う国。もちろん、お客様たちも非常に洗練されている。だからこそ、彼らが満足してくださるものを作りたい。世界を周り、興味深い人たちと共に働き、一緒に美しいものを作り上げていく。情熱を持って取り組める仕事にまい進できる私はとても幸せ者です」

text: Tomoko Kawakami、edit: Miyuki Kikuchi

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