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「ヴァレンティノ」が、アーカイブのドレスやアクセサリーを紹介する書籍を発売

「ヴァレンティノ」が書籍出版社アスリーヌ(Assouline)と手を組み、メゾンのアイコニックなアーカイブ作品を紹介する書籍「ヴァレンティノ ロッソ」を制作。伝説的なシルクボールガウンやVロゴシグネチャーバックルベルトなど、180を超えるアイコニックなドレスとアクセサリーを紹介している。また、2023年4月1日(土)まで、アラビア湾半島沿岸のカタール・ドーハにて同ブランド史上最大規模のエキシビションを開催中。

書籍「ヴァレンティノ ロッソ」は、メゾンのアイコニックな色「ロッソ(赤)」をテーマに、ドレスやアクセサリーなどを余すところなく紹介。伝説的なシルクボールガウン、オートクチュールシフォンのクリエーションから、ナッパカーフスキンの〝ロックスタッズ〞のスリングバッグシューズ、アンティークブラス仕上げのVロゴ シグネチャー バックルベルトまで、その数は180以上。

〈左〉書籍の外装〈右〉本書の中身

ヴァレンティノ・ガラヴァーニが手掛けた作品から、現在のクリエイティブディレクターであるピエールパオロ・ピッチョーリによるドレスに至るまで掲載し、世界中で活躍する数々のセレブリティーに愛され着用されてきたレッドのドレスも紹介している。赤いドレスは何着あるのか、すべての作品にロッソがどのように存在するのかなど、その歴史が明らかになる本書籍。美しくデザインされたページをめくるたびに、好奇心を刺激されそうだ。

レッドドレスを身にまとったセレブ〈左〉アン・ハサウェイ
第83回アカデミー賞より(2011年)〈右〉デュア・リパ
第72回カンヌ国際映画祭の会期中に米国エイズ研究財団(American Foundation for AIDS Research:通称amfAR)が主催したチャリティ・ガラより(2019年)

また、アラビア半島沿岸にあるカタールの首都・ドーハでは、一年を通して行われる全国的な文化運動・カタールクリエイツにおいて、卓越したオートクチュールのヘリテージに敬意を表した大規模なエキシビション「Forever – Valentino(フォーエバーヴァレンティノ)」を開催中。

エントランス

書籍にあるアーカイブ作品のような200種類以上のオートクチュールやプレタポルテのルック、アクセサリーなどを身にまとった赤いマネキンのファッションオブジェを展示しており、なかには、エリザベス・テイラーやジャクリーン・ケネディ、ゼンデイヤのためにデザインされた作品も含まれている。

赤いマネキンのファッションオブジェ

展覧会の規模からも、同ブランドの功績の大きさがうかがえる。実物と壮大な空間芸術を体感できるので、チャンスがあればぜひ訪れてみて。

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