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新しいバランスをシンプルなスタイリングで魅せる「ボッテガ・ヴェネタ」【2023年春夏ミラノコレクション】

オートクチュールやパリ、ミラノコレクションの取材を続けているファッション・ディレクターの萩原輝美さんによる最新コレクションリポート。今回は、2023年春夏ミラノコレクションでリアルなスタイリングが目を引いた「ボッテガ・ヴェネタ」について。

「ボッテガ・ヴェネタ」らしさをよりリアルに

「ボッテガ・ヴェネタ」は、マチュー・ブレイジーによる2シーズン目のコレクションです。マチューは、2020年に「ボッテガ・ヴェネタ」のデザインチームに入り、先シーズン、クリエイティブ・ディレクターとしてデビューコレクションを発表しました。

今回の会場は気鋭のアーティスト、ガエタノ・ペッシェのデザインで彩られました。ペインティングされたキャットウォークの周りにカラフルな椅子が並べられ、入った瞬間にワクワクする気持ちにさせてくれます。

ボディーにフィットしたニットのトップスにタイトスカート。さり気ないスタイルですが、袖口や裾にはタックが施されていて優しい量感を加えています。ラフなシャツの重ね着にレザースカートを合わせたルックはリアルでモダンです。

テーラードジャケットは同じ着こなしでも、センシュアルなバランスの差で男女の違いを感じさせます。シースルーのアンサンブルにはフラワーモチーフを加え、ボッテガらしいクラフトワークが光っています。インターシャニットにフリンジをつけたドレスは動く度に裾が揺れ、アンバランスな配色やシルエットがマチューらしい、魅力的な「ボッテガ・ヴェネタ」をアピールしました。

text: Terumi Hagiwara

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