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ゼンデイヤが最新作『チャレンジャーズ』のプレスツアーで披露した“テニスルック”の足元に注目

Daniele Venturelli / Getty Images

日本では2024年6月7日公開予定の映画『チャレンジャーズ』で元トップテニス選手を演じるゼンデイヤ。3月からスタートしたプレスツアーではカリスマスタイリスト、ロー・ローチによる、テニスにインスピレーションを得たルックを次々と着こなし、大きな話題を呼んだ。中でもローマのフォトコールで披露したパンプスが注目の的に! マリ・クレール インターナショナルのアメリカ版デジタル記事よりお届け。

『チャレンジャーズ』主演ゼンデイヤの特注パンプスのピンヒールにはテニスボールが!

映画『チャレンジャーズ』のグローバル・プレスツアーで、ゼンデイヤは生まれながらの魅力で、名誉テニススター選手になれるほど、人目を引くルックを十分に披露してきた。そして今日、彼女はきらめく特注ドレス、そしてある現実ばなれしたシューズで、テニスコート上のファッションを新たな高みへと導いた。具体的にいえば、ピンヒールにテニスボールがついたパンプスである。

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2024年4月8日(現地時間)、イタリア・ローマのホテル・ハスラーで開催された映画のフォトコールに姿を現した、27歳のゼンデイヤ。趣のある街並みを眺めながら、彼女は「ロエベ」のカスタムデザインによるクラシックなテニスユニフォームのきらびやかなバージョンを着こなした。彼女が着用していた輝くシルバーのミニドレスは、ブラックのV字のネックライン、さりげないドロップウエスト、太ももがあらわになるプリーツスカートが特徴だ。

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信頼するスタイリスト、ロー・ローチを起用した彼女は、ダイヤモンドが散りばめられたブルガリのジュエリーを、きらびやかなルックに合わせた。最後の仕上げとして、ロエベの特注ホワイトパンプスで、テニスモチーフを繰り返すことで今回のテーマを主張。しかし、それは普通のハイヒールパンプスではなかった。それはまるでゼンデイヤがレッドカーペットを歩く前に、鋭いヒールの左右それぞれにテニスボールを突き刺したかのような、ロエベのブランドロゴがあしらわれたテニスボールが飾られていたのである。

豪華さは最小限に抑え、自然でみずみずしい魅力をふりまいていたゼンデイヤは、カラーリングしたばかりのハニーブロンドヘアをなでつけるように後ろに流して、ハーフアップスタイルにしていた。

いろいろなポーズをとって撮影を終えた直後、ロー・ローチはホテルから『チャレンジャーズ』のスターの舞台裏をインスタグラムに投稿し、キャプションには「テニスだけどFASHIONにして……」と書き込んだ。

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ロー・ローチと「Z」ことゼンデイヤのコラボレーションが起こす魔法は、レッドカーペットで絶対的に美しく見える能力を備えたゼンデイヤのおかげだけではない。映画『デューン 砂の惑星 PART2』のプレスツアーから、2人は常に「メソッド・ドレッシング(※)」というコンセプトに独自のアレンジを加えてきた。『チャレンジャーズ』のテニス四大大会(グランドスラム)にまつわるストーリーを考えるとき、ポロシャツやプリーツスカートが自然と思い浮かぶが、2人はテニスファッションとは何かをほぼ間違いなく再定義している。
(英メディア『Daily Mail』によると、ロー・ローチはあるファッション誌のインタビューで、「メソッド・ドレッシング」とは意図的に映画の衣装の延長のようにスタイリングすることだと説明したという ※編集部注)

ゼンデイヤはローマでの登場に先立ち、『チャレンジャーズ』のプレスツアーでもっとも評判の高いルックをパリで披露した。1着だけでなく、1日に3つのルイ・ヴィトンのカスタムルックを着こなしたのである。

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4月6日(現地時間)、彼女はルイ・ヴィトン特注の1着をまとっていた。それはドロップウエスト部分にクロスデザインのベルトをつけ、流れるようなマキシスカートの右後ろ部分が長いトレインになった、ストラップレスのホワイトドレスである。このルックは権威あるトーナメント、ウィンブルドン伝統のドレスコードで、選手たちが全身白のウェアを着用することを参考にしているという。

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その日(ホワイトルックに先立ち)、ゼンデイヤはさらに2着のルイ・ヴィトンのルックに身を包んだ。まずマーク・ジェイコブスが手がけたルイ・ヴィトンの2013年春夏コレクションのモッズ風なチェッカーボードのミニドレスからスタート。

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その後、ゼンデイヤはシャルトリューズ(フランスを代表する緑色の薬草系リキュール ※編集部注)コーディネートに着替えた。それはシルキーなシャツとおそろいのパンツで、マーク・ジェイコブスによるルイ・ヴィトンの1999年春夏コレクションの1着である。

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『チャレンジャーズ』のプレスツアーも残すところあと数日となったが(2024年4月8日現在)、ロー・ローチとゼンデイヤがファンに向けて、さらなるテニスルックを披露することは間違いない。唯一の疑問は、彼らがテニスファッションをほかにどう解釈するかということだ。
(その後、現地時間4月11日に行われたロンドン・プレミアでゼンデイヤは、トム・ブラウンによる特注ドレスに身を包んだ ※編集部注)

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Translation & adaptation: Akiko Eguchi

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