『ゴジラ-1.0』アカデミー賞授賞式で披露した“ゴジラシューズ”が海外でも話題に
2024.3.17
2024年3月10日(現地時間)米ハリウッドのドルビーシアターで行われた第96回アカデミー賞で、見事、視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』。授賞式では、山崎貴監督とスタッフが晴れの舞台で披露した、日本のファッションブランド「ha|za|ma」による“ゴジラシューズ”が海外でも注目を集めたようだ。マリ・クレール インターナショナルのメキシコ版デジタル記事よりお届け。
2024.3.17
2024年3月10日(現地時間)米ハリウッドのドルビーシアターで行われた第96回アカデミー賞で、見事、視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』。授賞式では、山崎貴監督とスタッフが晴れの舞台で披露した、日本のファッションブランド「ha|za|ma」による“ゴジラシューズ”が海外でも注目を集めたようだ。マリ・クレール インターナショナルのメキシコ版デジタル記事よりお届け。
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この夜、もっとも特別なディテールが施された最高のアイテムが登場
アカデミー賞2024には素晴らしいルックがいくつもあったが、特に注目を集めたのは映画『ゴジラ-1.0』の制作陣で、彼らはオスカーを獲得しただけでなく、足元でも自分たちの仕事に対する誇りを示した。
熱戦が繰り広げられたのは視覚効果賞だった。『ゴジラ-1.0』は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOLUME 3』、『ミッション・インポッシブル デッド・レコニングPART ONE』、『ナポレオン』、『ザ・クリエイター 創造者』と競い合った。最終的に『ゴジラ-1.0』が勝利し、日本映画としてこのカテゴリーで初の受賞となった。
ゴジラとその爪の靴
歴史上もっとも象徴的な怪獣のひとりであり、世代を超えて愛され続けるアイコンに命を吹き込んだ制作チームに、拍手喝采が送られた。
感動的な感謝の言葉とともに、このキャラクターに敬意を表したシューズという素晴らしい方法で、ゴジラはふさわしい評価を受けた。
ヒール部分にこの有名な怪獣の爪が彫り込まれたシューズを着用し、フィギュアを手に持ち、全身ブラックで統一したルックは、この作品が評価に値する理由を強調していた。
チームはその創造性だけでなく、細部にまで見られる卓越した職人技でも、明らかに際立っていたのである。
オスカーゲットーーーーーーーーうわーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!#Oscar #Oscars2024 pic.twitter.com/72bxBaZ9jc
— 野島達司 / TatsujiNojima (@tatsujinojima) March 11, 2024
受賞者たちはSNSを通じて、受賞の喜びを表現し、オスカー像の隣にゴジラのフィギュアを並べた写真を公開した。
特に、一晩中ミニチュアのゴジラのフィギュアを誇らしげに携えていた彼らが、それを持ってステージに上がったとき、彼らの熱意には誰も敵わなかった。そして日本人映画監督(山崎監督)が観客の前に立つと、彼は感動的なスピーチをした。
#GodzillaMinusOne wins achievement in visual effects at the 2024 #Oscars pic.twitter.com/FV4MMG310Q
— The Hollywood Reporter (@THR) March 11, 2024
「ハリウッドから遠く離れた場所で、このステージに立つ可能性すら手の届かないもののように感じていました。ノミネートされた瞬間、私たちは(映画『ロッキー』の主人公)ロッキー・バルボアのようでした。強力なライバルたちから対等にリングで迎えられるような、すでに奇跡のような気がしたものです。しかし、今、我々はここにいます」
この瞬間は、この夜全体を通してもっとも記憶に残るものだった。特に映画界における最大のイベントで、世界各国のクリエイティビティが評価されるのを目の当たりにするのは、私たちに大きな満足感を与えてくれる。
Translation & adaptation: Akiko Eguchi
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This article was originally published on Marie Claire MEXICO
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