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英国アカデミー賞で主演女優賞に輝いたエマ・ストーン、『哀れなるものたち』のヒロイン風ドレスで登場

Karwai Tang / Getty Images

『哀れなるものたち』で主人公ベラ・バクスターを演じ、賞レースを席巻中のエマ・ストーンが、第77回英国アカデミー賞で主演女優賞を受賞。ロンドンで行われた授賞式に、ベラをイメージしたルイ・ヴィトンのカスタムドレスで出席し、その美しさが絶賛された。マリ・クレール インターナショナルのメキシコ版デジタル記事よりお届け。

2024年英国アカデミー賞の授賞式で、エマ・ストーンは自身が演じたベラ・バクスターのようにドレスアップ

エマは自身のキャリアの中でももっとも重要なキャラクター、ベラ・バクスターにオマージュを捧げた。

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2024年2月18日(現地時間)、英国アカデミー賞の授賞式が行われ、セレブたちが圧巻のルックでレッドカーペットを華やかに彩った。中でもひときわ目立っていたのが俳優のエマ・ストーン。2024年の色(パントーン社が選ぶ「カラー・オブ・ザ・イヤー」※編集部注)だけでなく、映画『哀れなるものたち』で彼女が演じた主人公ベラ・バクスターにも敬意を表した。

エマ・ストーン、英国アカデミー賞、BAFTA
Karwai Tang / Getty Images

アワードシーズンが続いており、スターたちが新しいファッションを提案するのはますます難しくなっている時期だ。しかし、オスカー候補で、ゴールデングローブ賞の受賞者でもあるエマ・ストーンが、彼女の印象的なキャラクターを彷彿とさせるドレスをまとうには、何の障害にもならなかった。

エマは2024年のカラーに身を包んだ

2023年12月、2024年の「カラー・オブ・ザ・イヤー」と発表された“ピーチ・ファズ”はコスメ業界だけでなく、セレブの間でも存在感を示し始めた。

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そこでエマは、アシンメトリーなネックラインで、自身が演じた映画の主人公と同じようなデザインのボリュームのある“ピーチ・ファズ”色のバルーンスリーブドレス(※)で登場。トップはヴィクトリア朝のディテールが施されたコルセット風デザインで、これは衣装デザイン賞にノミネートされている映画への直接的な賛辞である(英国アカデミー賞の衣装デザイン賞は『哀れなるものたち』が獲得。3月に授賞式が行われるアカデミー賞にもノミネートされている ※編集部注)エマはダイヤモンドがちりばめられたゴールドのチョーカーでこのルックを仕上げた。

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編集部注※ルイ・ヴィトンの2024年クルーズコレクションのエッセンスを取り入れ、レディース アーティスティック・ディレクター、ニコラ・ジェスキエールがデザインしたシルクとオーガンジーの特注ドレスで、約20mのファブリックを使用し、450時間以上かけて製作された。また、エマが着用したハイジュエリーは、同ブランドのウォッチ&ファインジュエリー部門のアーティスティック・ディレクター、フランチェスカ・アムフィテアトロフがデザインしたもの。

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自然な感じで、ピーチカラーをチークに取り入れた彼女は、完璧にメイクと衣装を合わせてみせた。これは、この色が顔だけでなく、服やネイルにも使えることを示している。

映画の中で、彼女のワードローブは質感とボリュームの組み合わせだったことを思い出してほしい。アワードシーズンを通して、私たちはエマがより控えめだがエレガントなルックを着こなしているのを目にしてきた。

ライアン・ゴズリングとの『ラ・ラ・ランド』な瞬間

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この夜、もっとも話題を呼んだワードローブはさておき、エマがよく共演している映画のパートナー、ライアン・ゴズリングとスポットライトを分かち合う、際立った瞬間があった。

彼女が受賞のために壇上へと向かう際、『ラ・ラ・ランド』でスクリーンを共にしたライアンは、2016年にそろって主演したロマンチックな映画のワンシーンを思い出させるような、愛情と尊敬の眼差しで彼女を見つめた。

映画『ラブ・アゲイン』(2011年)でも2人の共演を見ることができたように、このコンビは一緒に仕事をするのが得意だ。

スクリーンの外でも、エマ・ストーンは演技と美の世界、両方のアイコンであり続けている。さらに彼女は今回、大きなボリュームや奇抜さに焦点を当てた次のトレンドを予見させてくれたのかもしれない。

Translation & adaptation: Akiko Eguchi

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