生命の躍動を表現する写真家・平間至の写真展「平間至展　写真のうた」

2023.6.30

平間至《忌野清志郎》「NO MUSIC, NO LIFE.」 2008年 6月-7月 ©Itaru Hirama

タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」や、数多くのアーティストを撮影した写真家・平間至（ひらまいたる）氏の写真展「平間至展　写真のうた -PHOTO SONGS-」が、東京・渋谷のヒカリエホールにて、「ソール・ライター展」と同時開催される。2023年7月8日（土）から8月23日（水）まで。

平間至《サンボマスター》 CD「サンボマスターは君に語りかける」 2005年 ©Itaru Hirama

1963年生まれの平間至氏は、“音楽が聴こえてくるような躍動感のあるポートレート”を撮影し、これまでにない新しいスタイルを打ち出したとして評価される写真家だ。2022年に京都と東京で開催された展覧会に新作を追加し、再構成した本展のテーマは、「写真と音楽」。

平間至《CHAI》「NO MUSIC, NO LIFE.」 2021年 5月-6月 ©Itaru Hirama

平間至《あいみょん》「NO MUSIC, NO LIFE.」 2020年 8月-10月 ©Itaru Hirama

初期作品から「NO MUSIC, NO LIFE.」、CDジャケットのために撮影したアーティストのポートレート群をはじめ、ライフワークとして撮り続けている舞踊家・田中泯（たなかみん）の＜場踊り＞シリーズや、「平間写真館TOKYO」で撮影された、“家族の記憶を紡ぐ場”として写真が大きな役割を果たすことを再認識できる作品など、200点を超える作品を一堂に展示する。