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AIで変わる語学学習!「ChatGPT」などを使った効果的な英語勉強法

英語をはじめとした外国語を習得するために学習を続ける人たちが数多くいる。最近は語学学習のアプリケーションにAI(人工知能)が取り入れられて、これまでと様相が変わってきている。話題の「ChatGPT」という言語系AIはテレビのワイドショーでもその存在が紹介されるほどに関心を集めているが、実際にAIをどのように活用したら語学学習が効果的に変化するのだろうか?

「ChatGPT」だけでなく、インターネットには無償でも利用可能なAIや機械学習の仕組みを活用した語学向けサービスが多数存在する。今回はこれらのサービスの中から認知度が高く、人気の「ChatGPT」を含む3種のサービスを紹介し、英語を例に学習への具体的な活用アイデアも考えてみた。

Grammarly(グラマリー)

AI語学学習

英文法の細かなチェックならGrammarly
「Grammarly」は、米国サンフランシスコに本社を置く多国籍企業Grammarly Inc.によって提供されている英語文法のチェックや校正機能を備えたアプリケーションだ。主にChromeやSafariなどのブラウザの拡張機能や、MacOS、WindowsOSのデスクトップアプリとして、その他の同OSにインストールしたアプリケーションと連携して利用できる。個人が自身の業務や学習に、利用する範囲では、使用するブラウザを通じてGrammarlyを拡張機能として組み込むことですぐに活用が可能だ。今後、本格的にAIを搭載することも発表された。

とくに英文作成や英語でのプレゼン資料の作成の際、文法の確認修正に力を発揮するサービスなので、この機能を日常の英語学習に取り入れてみることをお薦めしたい。
英語の資格試験の学習を行う場合、英作文の上達も重要なポイントになる。また、英語を話す上でも表現できる英文の種類を増やしたり、頻出動詞に対する前置詞の選択や配置による意味合いの違いを理解していくことは大切な学習工程だろう。

日頃の学習においては、気になった記事の文章を自ら英訳したり、日記を英語で書いてみるなど英作文向上のための手軽な方法がある。こうした英作文作成の工程にGrammarlyの校正機能を取り込んで、気軽に文法の細かな確認をしてみたい。
定冠詞と不定冠詞の使い分けが良い例となる。Grammarlyは、日本人が苦手とする基本的な英文法の誤りを適切にチェックして、正しい言葉の選択を提示してくれる。実際にお使いいただくとわかるが、一度に数百語にわたる長文を翻訳させるより、一つの文章ごとにチェックし、間違った点を確認していく方が使いやすく、覚えるべき点を見つけやすい。

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