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春から準備を。夏バテに打ち勝つカラダ作りの方法

すっかり春めいてきたこの頃。夏に向けて日毎に気温も上がっていくが、体調管理で心配なのが“夏バテ”だ。まだ春になったばかりだからと安心してはいられない。夏バテの備えは今からしておいて損はなし。毎年、梅雨の時期や夏になると不調が続く人は今のうちからできることを心がけ、夏バテ予防を!

“夏バテ”とは、梅雨のジメジメした蒸し暑さや猛暑によって体のだるさを感じたり、食欲がなかったり、疲れやすかったりといった体調不良のことをいう。そんな夏の暑さに負けないカラダ作りを今のうちからしておこう。

夏バテの代表的な症状

◆やる気が出ない
◆下痢や便秘
◆身体が熱っぽい
◆全身が重くだるい
◆めまい、立ちくらみ
◆むくみ

夏になると上記のような症状が出る人は“夏バテ”しやすい人かもしれない。今年はぜひ春のうちから備えて、夏バテしにくいカラダを目指そう。

⒈ 水分をしっかり摂取する

私たちの体にもっとも多く含まれている物質が水だ。成人の場合は、およそ55~60%を水分が占めているそう。生命活動に大切な水が減ってしまうと、血流が悪くなり、身体が冷えて脱水状態に陥ってしまうことがあるので注意しよう。また、冷たい飲み物は胃腸に刺激を与えて負担をかけるため飲み過ぎに注意し、ときには常温や温かい飲み物を飲むように心がけてみて。

⒉ 心地いい室温の部屋で眠る

体調管理にはしっかり眠ることも大事。これにはスムーズに眠りにつけるかどうかがカギとなる。しかし、寝るときに室温が自分にとって快適な温度ではないと睡眠に影響してしまう。冷房が苦手なら扇風機を使ったり、体が冷えすぎないようにエアコンとブランケットを組み合わせるなど工夫を。

⒊ バランスの取れた食生活を心がける

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暑い夏はなかなか食欲がわかないという人も多いのでは? 食欲不振のため冷たい麺類やアイスなどを多く食べる人もいるかもしれませんが、これらは体温を下げてしまうので、食べ過ぎると胃腸が冷えて下痢や胃もたれといった消化器系のトラブルが起こりやすくなる。

食欲が落ちているときはショウガやミョウガ、香味野菜やカレー粉などの薬味やスパイスで食欲を増進させるのがおすすめ。胃腸を冷やさず、温かい食べ物もバランス良く取り入れてみよう。さらに、体を作るのに必要なたんぱく質や調子を整えるミネラルやビタミンなどの摂取も意識しよう。

⒋ 適度な運動を心がける

身体を動かすことで、睡眠の質の向上や食欲増進効果が期待できる。また、適度な運動は自律神経のバランスを整えるともいわれている。

筋肉量を増やすことで、水分を蓄える働きを増やすこともできるため、夏バテ対策の効果がさらにUPするだろう。しかし、暑いときに屋外で激しい運動を行うと熱中症のリスクが高まるので、朝の涼しい時間帯や適温の室内など無理のない環境で行うことを忘れずに!

夏バテにおすすめの食材を摂取する

バランスの取れた食生活にも関連するが、夏におすすめの食材を意識して摂るのも夏バテ防止につながる。例えば栄養価の高い食べ物を意識して摂取してみよう。代表的なのはお肉の中でも栄養価が高い牛肉だ。牛肉は他の肉類に比べてタンパク質の含有量が多い傾向がある。タンパク質は肌や髪など身体を作る上で必要不可欠な栄養素で不足すると夏バテの原因にもなってしまう。夏バテに打ち勝つためにも牛肉を使った料理を食べるのがおすすめ。


text: Moyu Kusaka


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