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妹たちへ

鮫島純子さん(エッセイスト・渋沢栄一令孫)

【妹たちへ】反省は、明るく短く 鮫島純子

どうしたらいいかわからない……。 女性は人生の選択肢が多く、仕事でもプライベートでも迷うことは少なくありません。そんな時、ちょっと先を生きている「姉」たちの言葉から自分らしく生きるヒントを探してみませんか。

鮫島純子(エッセイスト・渋沢栄一令孫)

戦争経験が教えてくれたことと、その後の人生を歩いてくる中で得た気づき。それは、「世界の平和なくして、人は幸せになれない」ということです。

百歳(ももとせ)の永き生命(いのち)を授かりて  子等(こら)に伝えん 平和の尊さ

これは私が詠んだ詩ですが、これには「一人ひとりの心が平和でなければ、世界平和はつくれない」という思いが込められています。

いろいろな考え方があると思いますが、私は「魂は永遠」だと思っています。

そして私たちはみな、この世で愛を学ぶために、肉体をまとってこの世に生を受けて来るのだと。

もしも、生まれ変わりがあるならば、いつかどこかの時代で自分の魂が学びきれなかったことを、今回の人生で学べるのだと。

そんな風に考えると、嫌なことや悲しいこと、辛いことにもすべて意味があって、すべてのことに感謝できるようになると思うんです。

ネガティブな出来事でも「意味ある出来事」と捉えることができれば、心は平和になるでしょう?

生きていればいろいろなことがあります。

さまざまなことに一喜一憂することもあるでしょう。けれど、それがどんなことであっても、「心の平和を選択する」ということを、どうか忘れないでください。

世界を美しい色で彩り、平和に導いていくのは、他でもない私たち一人ひとりなのですから。

※本記事は「50代からの生き方のカタチ―妹たちへ―」(関西学院大学ジェネラティビティ研究センター編纂)から抜粋し作成しています。

【関連記事】【妹たちへ】真の自由とは、自分の足で立つこと 池田理代子

Profile

鮫島純子(さめじま・すみこ)

1922年まれ。エッセイスト。祖父は日本の資本主義の礎を築いた渋沢栄一、父は渋沢栄一の三男で実業家渋沢正雄。女子学習院高等科卒業の2週間後、20歳で岩倉具視の曽孫にあたる員重(かずしげ)氏と結婚。質素倹約を重んじる生き方は、世代を超えて多くの人に支持されている。

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