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「道具店に泊まる」。京都の目利きが集めた食器や雑貨をがっつり試す新感覚ホテル

京都通が通う名店「川端滝三郎商店」「倉日用商店」などの暮らし道具がよりどりみどり。ホテルと道具店が融合したアパートメントホテル「MIMARU SUITES 京都四条」が7月22日オープン

歴史的な建造物や美しい景色、料理にスイーツと京都の魅力は数えきれないが、日本の美意識を強く感じさせる和道具に引かれる人は多い。自分用だけでなく、家族や友人へのお土産、特に外国人へのプレゼントなどに重宝される。

品質は高く、モノによっては、値段が決して安いとは限らない。実際に試してみないと使い勝手がわからず、購入をあきらめてしまうこともしばしば。7月22日にオープンする「MIMARU SUITES 京都四条」は、ホテルに泊まりながら、様々な道具を試せるありがたい味方になりそうだ。

「MIMARU SUITES 京都四条」は、全客室が2ベッドルーム以上。リビング・ダイニングとベッドルームが分けられたスイートタイプで、プライベート空間がしっかり確保されている。「暮らすような滞在を楽しむ」というキャッチコピーにしたのもうなずける。

1階のロビーにある「みまる道具店」展示スペースで、心が小躍りする。職人の技が光る器や調理道具など、暮らしを豊かにするさまざまなアイテムが並ぶ。

「川端滝三郎商店」は生活用品の問屋業を営んできた創業100年超の老舗。「くらすをたのしむ」ことを掲げ、日本の手仕事にこだわった食器や調理道具を取りそろえている。

「倉日用商店」は「現代の荒物屋」と称される。日用雑貨や伝統工芸に立脚した生活道具に加え、プロ向けやビンテージ製品も置いている。

ホテル周辺には、京の台所と称される錦市場をはじめ、デパート、スーパーなどで魅力的な食材が豊富が入手できる。キッチン・ダイニング付の客室で、京野菜を使ってみんなで料理を楽しむ、珈琲店で焙煎した珈琲豆をこだわりの道具で淹れる、一つひとつ表情が異なる職人技が光る器でお酒を楽しむ、と京都の楽しみ方が一気に広がる。

京都の目利きがセレクトしたお茶・珈琲・お酒・鍋・お寿司の5つの中から好みのセットを部屋内へ用意する道具セット付プランもある。

ホテル最上階の1室は、本物の「川端滝三郎商店」を再現したような、道具とアンティーク家具が調和する「プレミアムルーム」になっている。室内に並ぶたくさんの道具を、滞在中自由に使うことができる。

「MIMARU SUITES 京都四条」は京都中心部の「四条」駅から徒歩3分という好立地。

客室構成は、3ベッドルームタイプ17室、2ベッドルームタイプ19室、プレミアムタイプ1室の計37室。料金は、1室あたり1泊平均約5万円、開業時は約3万円が目安となっている。

 『MIMARU SUITES 京都四条』 施設概要


 住所:京都市下京区烏丸通松原上る東側因幡堂町717番1


交通:京都市営地下鉄烏丸線「四条」駅 徒歩3分、阪急京都線「烏丸」駅 徒歩7分


施設:客室37室


ホームページ:https://mimaruhotels.com/suites-kyoto-shijo/


 

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