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マーゴット・ロビーの『バービー』ボディはこうやって作られる! ダイエット&トレーニング法を公開

Matt Winkelmeyer / Getty Images

全世界の興行収入が10億ドル(約1400億円)を突破した、この夏最大の話題作『バービー』で、主演とプロデュースを務めるオーストラリア出身俳優マーゴット・ロビー33歳。映画ではまさにバービー人形のようなパーフェクトボディを披露したマーゴットのワークアウトのルーティンとダイエット法をご紹介。

映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013年)でレオナルド・ディカプリオが演じる主人公の妻を演じてブレイクを果たし、以来、華々しいキャリアを築いているマーゴット・ロビー。役作りのためならどんな厳しいワークアウトもエクササイズもこなす一方、普段は食べることが大好きで、ダイエットに関しては“短期集中型”なんだとか。マリ・クレール インターナショナルのオーストラリア版デジタル記事よりお届け。

マーゴット・ロビーの食生活とフィットネスのルーティンはこんな感じ

メキシコシティで行われた『バービー』のフォトコールでは、エミリオ・プッチのミニドレスで1992年に発売されたバービーを再現

ハリウッドでもっとも多芸多才な俳優のひとりとして知られるマーゴット・ロビーは、厳しいワークアウトや食事制限についてよく知っている。彼女が『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017年)や『バービー』(2023年)のような映画出演のために、どんな体力作りをしたと思う?

オーストラリア・クイーンズランド州出身のマーゴットは、役柄が肉体的に激しいものであろうとなかろうと、健康的な体形を維持するために非常に厳しい食事と運動を日課としており、役作りのために必要であれば、さらにパワーアップさせる。

飽和脂肪酸を避け、良質なタンパク質と野菜をたっぷり摂るのはもちろん、ウェイトトレーニングや腹筋運動、有酸素運動など、役作りのために自分のギアを上げる方法を心得ている。

そんなマーゴットのダイエットとエクササイズの秘訣(ひけつ)をスクロールしてチェック。

マーゴット・ロビーのエクササイズのルーティンとは?

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マーゴットは素晴らしいキャリアの中で、肉体的に激しい役柄を数多くこなしてきた。しかし、アカデミー賞にノミネートされた『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』への出演にあたり、マーゴットはもっとも過酷なトレーニングのひとつを行ったという。そして、それは間違いなく成功した。

マーゴットがオーストラリアのサイト『Body & Soul』に語ったところによると、アイススケートはもちろんだが、それとは別に、彼女の厳しい訓練には、「おもにウェイトトレーニングや腹筋運動をたくさんやる」だけでなく、筋肉をつけるためにジムで多くの時間を過ごすことが含まれている。その内容はやるべきことだとわかっていても、なかなか実行に移せないものばかりだ。

この映画ではスケートの演技をしなければならなかったため、マーゴットは脚と体幹のトレーニングに励み、アイススケーターの力強くもしなやかな体形を作り上げた。『Women’s Health』誌によると、彼女は撮影中、フィギュアスケーターのトーニャ・ハーディング(映画の主人公で、マーゴットが演じた人物※編集部注)本人の指導のもと、毎日100回の腹筋運動をこなしたという。

マーゴットのワークアウトは週5日だが、1回のセッションは4時間にも及んだと報じられており、(映画の撮影中)彼女の体調が絶好調だったのはまったく不思議ではない。

映画『スーサイド・スクワッド』ではハーレイ・クイン役を演じた

映画『スーサイド・スクワッド』(2016年)のハーレイ・クイン役のために、マーゴットはボクシングや脚とお尻の激しいトレーニングを進んで取り入れ、リアリティスターのキム・カーダシアンやスーパーモデルのジジ・ハディッドのようなスターたちと同じように、腹筋を集中的に鍛えた。

彼女のトレーナーであるアンディ・ヘッカー氏は『People』誌にこう語っている。「お尻を鍛え、ヒップアップさせるために、足首に負荷をかけてアラベスクリフト(バレエのテクニック※編集部注)を行ないました。またレジスタンスプーリー(つり革のような持ち手を引くジムマシン※編集部注)を引っ張りながら、アラベスクプル(片足を上げた体勢での屈伸運動※編集部注)を重いウェイトで少ない回数を行うトレーニングをこなしました。また、筋肉を引き寄せて、ウエストから太もも上部にかけての美しいラインを作るために、大臀筋(だいでんきん)をターゲットにした、低重量で回数を多くこなす外もものワークアウトも行なったんです」。

ヘッカー氏は、マーゴットの役柄への献身ぶりと可能な限りのベストな体格を追い求める努力に、非常に感銘を受けたと語った。「彼女は完全に兵士でしたね。このような短期間で、彼女が望む通りに体形が変化していく様子を見ることができて、とても満足のいく結果になったと思います」

マーゴット・ロビーのダイエット法とは?

映画『バービー』のプレスツアーがスタートしたLAでは、ボッテガ・ヴェネタのセットアップ姿を披露

生粋のクイーンズランド人であるマーゴットは、ゴールドコースト西部に位置するダルビーの出身で、のんびりとしたライフスタイルにすっかり慣れ親しんでいる。

しかし、彼女の俳優としてのキャリアは、役作りのために健康を維持したり、スリムになったりするため、厳しい食事制限をしなければならないことも多い。

中東のライフスタイル誌『Emirates Woman』が報じたところによると、マーゴットは役作りのために、飽和脂肪酸、ファストフード、甘い飲み物、チョコレートを避ける一方、グラス1〜2杯のワインを飲むことは常に自分に許しているとのこと。また、朝食にはポリッジ(オートミールのおかゆ※編集部注)とグリーンスムージー、ランチにはサラダとレモンチキン、夕食には魚(できればマグロ)と焼き野菜という、クリーンでたんぱく質が豊富なマーゴットの食生活の一部を紹介している。

ロンドンで行われたフォトコールには、ディラーラ・フィンディコグルーの真っ赤なサテンミニドレス姿で登場

とはいえマーゴットは、自分に厳しすぎることはないと常々話してきた。

「私は“ほどほど”が苦手なの」と同誌に語ったマーゴット。「食べないと、みじめになるのよ。毎日サラダだけを食べて、2日おきにワインをグラス半分だけ飲むなんてできないわ。私には無理」

「私はあまりいい食生活はしていないの。ビールが好きだし、フライドポテトもハンバーガーも大好き。でももしビキニを着なくてはいけないなら、3日間ニンジンスティックだけを食べて過ごすわ。私って極端なの。(普段は)チョコレート、ワッフル、フライドポテトが私の食生活を構成する主な食品群よ」

わかる、マーゴット。

Translation & adaptation: Akiko Eguchi

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