日本の夏の風物詩。温泉と涼やかな風鈴の音に癒やされる

ご当地風鈴とともに湯涼みを

「チリン、チリーン……」と涼やかな音色を奏でる、夏の風物詩「風鈴」。風鈴は素材によって音の高さや響き方が異なり、その多くが手作りのため形に個性があらわれ、多彩な音色を楽しめます。

全国22施設ある星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」には、この夏21通りの音色で涼を楽しむ「界のご当地風鈴オーケストラ」が登場。各施設の湯涼みスポットにご当地の風鈴をあしらい、温泉後のひとときを涼やかに過ごせる空間をご用意しています。

益子焼に薩摩切子。各地の風鈴

例えばモダンなとちぎ民藝が息づく、木漏れ日の温泉旅館「界 鬼怒川」のご当地風鈴は、栃木県の伝統工芸「益子焼」と「黒羽藍染」を組み合わせたオリジナルの風鈴。

約100個もの風鈴を、中庭に組み立てた木製の組子ドームに設えています。陶器ならではの素朴な音がまるでオーケストラのように心地よく響く、音色をお楽しみください。

桜島を見渡す壮大な自然に包まれた温泉旅館「界 霧島」では鹿児島県の伝統工芸「薩摩切子」と「薩摩ビードロ」の吹きガラスを用いた2種の風鈴が登場。すすき野原を望む湯浴み小屋のテラスで、すすきに見立てたオブジェにご当地風鈴をあしらいます。

石川・山代温泉の温泉旅館「界 加賀」のご当地風鈴は石川県の伝統工芸「加賀水引」をアレンジしたもの。館内の茶庭テラスがカラフルな水引の風鈴によって華やぎ、金属製のパイプが澄んだ音色を奏でます。

九州から北海道まで、全国各地の「界」が贈る「界のご当地風鈴オーケストラ」は2023年8月31日（木）までの期間限定。温泉に浸かり、夜風にあたりながら涼やかな風鈴の音に耳を傾ける時間は、日本の夏ならではの贅沢かもしれません。ご当地の文化を目で、耳で楽しむ、至福の湯涼みをご堪能ください。

「夏野菜のかき氷」×「山梨・長野のワイン」に出会う夏