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「グランドセイコー」がジュネーブ時計グランプリ2022で「クロノメトリー」賞を受賞!

時計の本場スイス・ジュネーブの会場「テアトル・デュ・レマン」で11月10日、2022年度ジュネーブ時計グランプリが開催され、日本の時計ブランド「グランドセイコー」が、卓越した精度を備えた時計に贈られる「クロノメトリー」賞を受賞する快挙を成し遂げた。

時計界のアカデミー賞とも称されるジュネーブ時計グランプリ「Grand Prix d’Horlogerie de Genève(GPHG)」は2001年に創設され、ジャーナリスト、時計師、コレクターなど国際色豊かな時計スペシャリストにより構成された審査員チームが、毎年新作ウォッチを対象に「メンズ」「レディース」「クロノグラフ」などの部門賞と大賞の「金の針」賞を選出し表彰を行う催しで、時計業界の1年を締めくくる栄誉ある祭典となっている。

2022年度ジュネーブ時計グランプリ グランドセイコー
会場には時計業界の関係者、セレブリティ、TVクルーまでも集い、この賞の権威と注目度の高さがうかがえる
2022年度ジュネーブ時計グランプリ グランドセイコー
各部門賞の発表の度に、満員の会場から大きな歓声が上がり、受賞者の中にはスピーチ中に感極まる人も

今回、「グランドセイコー Kodo(鼓動) コンスタントフォース・トゥールビヨン SLGT003」が「クロノメトリー」賞を受賞したことにより、グランドセイコーとしては、2014年度の「プティット・エギュィーユ」賞、昨年度の「メンズウォッチ」賞に続き、2年連続3度目の受賞を達成した。

2022年度ジュネーブ時計グランプリ グランドセイコー
セイコーウオッチの内藤社長によるウィットに富んだ英語のスピーチは、観衆の心を掴み称賛の拍手が湧き起こった

受賞モデルは、グランドセイコー初の機械式複雑時計で、独創的な機構が生み出す音色と表情から、心臓の鼓動を意味する「Kodo」と名付けられ、グランドセイコーの新たな領域を切り開くとともに、時計史に新たな1ページを刻んだ。本作に搭載される革新的なムーブメントは、世界で初めて二つの複雑機構「コンスタントフォース」と「トゥールビヨン」を同軸に一体化して組み合わせることで、新次元の安定した高精度を実現している。

今年3月にジュネーブで開催された時計見本市「Watches & Wonders Geneva」にて披露された「グランドセイコー Kodo(鼓動)」は、世界の時計ジャーナリストたちを驚愕させ、その勢いは見事にジュネーブ時計グランプリ「クロノメトリー」賞という形で結実した。 卓越した精度を誇る技術だけでなく、日本の美意識をもって腕時計の本質を果てしなく追求するグランドセイコーが、世界に名だたるスイスブランドと伍していく姿に、胸が高鳴らずにはいられない。

text: Kazuharu Shimada

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