×

「ルイ・ヴィトン」が歩む持続可能な未来への旅

© Louis Vuitton

1854年創業以来、伝統を継承しながら革新的なスタイルを築いてきた「ルイ・ヴィトン」。ユニセフとのグローバル・パートナーシップの遂行をはじめ、持続可能な社会を実現するための使命を果たすメゾンならではの取り組みをご紹介。

子供たちを支援するメゾンのシンボル

ブレスレット“シルバー・ロックイット ドゥドゥ・ルイ”各¥53,900(すべてルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス) © Louis Vuitton

2016年、「ルイ・ヴィトン」がユニセフとパートナーシップを締結し、誕生したプロジェクト「Louis Vuitton for UNICEF」。弱い立場にある世界中の子供たちを支援するために、特別にデザインされたブレスレット“シルバー・ロックイット”を発売。インスピレーションを得たのは、1890年にジョルジュ・ヴィトンが生み出したアイコニックなタンブラー錠前。助けを必要とする子供たちを支援するというメゾンの約束を象徴するモチーフになっている。

今年はピンク、ブルー、セラドン、ブラックの4つの新色が加わり、チャームにはリサイクルシルバー、ブレスレット部分にはオーガニックコットンを採用することで、素材もアップデート。さらに、オーガニックコットンを纏った愛らしいぬいぐるみ“ドゥドゥ・ルイ”も登場。モノグラム・フラワーの刺繡で表現されたブルーの瞳や、パステル調のロゴやアイコンモチーフが印象的。ブレスレットやぬいぐるみの売り上げの一部はユニセフへ寄付され、その金額は2016年以降、累積1,300万ドル以上に至り、脆弱な状況にある子供たちの水や衛生、栄養、教育、保健サービスへのアクセスに活用されている。

ブレスレット“シルバー・ロックイット ドゥドゥ・ルイ”各¥53,900(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス) © Louis Vuitton
ぬいぐるみ“ドゥドゥ・ルイ”¥108,900(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス) © Louis Vuitton

あらゆる創造力をサステナブルな活動の原動力に

建物全体が自然光で最適化されたボーリューのアトリエ。2019年、BREEAM®で「非常に良い」を取得 © LOUIS VUITTON / DAVID ATLAN
カーボンフットプリント削減のため、折りたためるギフトボックスを採用。輸送の効率化も目指す © LOUIS VUITTON

持続可能な社会、そして地球のために「ルイ・ヴィトン」は常に自社の責任を問い、改善を重ねて前進している。なかでも2015年にパリ協定で採釈された地球の気温上昇を1.5℃未満に抑えるという目標を強化するため、“2025年までに製造および物流における再生可能エネルギー使用率100%、店舗でのLED照明使用率100%を実現すること”を目標に掲げた施策を実行。パッケージにはリサイクル繊維を40%含むFSC森林認証紙を使用。

また、2007年以降、世界で最も厳しい環境認証であるHQE(高品質環境)や、LEED®とBREEAM®(いずれも環境性能評価システム)などを目標に、サステナブル建築に対する考えを改善。2019年には、メゾンの建築物全体の78%がISO14001(国際標準化機構による環境マネジメントシステム)の認証を取得。さらに、培ってきた伝統技術を継承するために次世代の職人育成や、商品を長く愛用してもらうためのリペアサービスを行うなど、あらゆる視点で長期的な施策を行っている。

パリ郊外アニエールにあるアトリエでは、職人がスペシャルオーダー製品を手がける。特別な経済的遺産価値の所有やサヴォアフェールの実践などの基準を満たす企業として、フランス政府認定のEPV(無形文化財企業)ラベルを取得 © LOUIS VUITTON MALLETIER/TOMMASO SARTORI
部分的なステッチのほつれからハンドル交換まで、職人があらゆる修理に対応。末永く商品を愛用することで、無駄な消費を控えることにつながる © ARCHIVES LOUIS VUITTON

リンクを
コピーしました