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カイリー・ジェンナーが森英恵のヴィンテージドレスでゴールデン・グローブ授賞式に登場!

Christopher Polk/Golden Globes 2024 / Getty Images

2023年1月7日(現地時間)、第81回ゴールデン・グローブ賞授賞式に、熱愛がうわさされるティモシー・シャラメとカイリー・ジェンナーが息の合ったオールブラックルックで出席。

2人のラブラブぶりはもちろん、カイリーのドレスアップスタイルも注目の的に! 彼女の着用していたブラックレースのセンシュアルなヴィンテージドレスは、なんと日本人デザイナー、森英恵(享年96歳)によるものだったという。マリ・クレール インターナショナルのアメリカ版デジタル記事よりお届け。

ゴールデン・グローブ賞授賞式でのカイリー・ジェンナーのヴィンテージドレスの意味をひも解く

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ランジェリーにインスパイアされたドレスで、公に“付き合っています宣言”? 完璧だ。

カイリー・ジェンナーは俳優ではないかもしれないが、昨夜のゴールデン・グローブ賞では、ティモシー・シャラメを支えるガールフレンドという、その夜もっとも話題になった役を引き受けた。あの「ルネサンス・ツアー」では確証が得られなかったが、カイリーとティモシーの授賞式での仲むつまじい様子は、2人がハリウッドの最新“イット”カップルであることを証明した(どちらも交際を公言していないが、2人は2023年9月、ビヨンセのライブで初めて、公の場にそろって姿を見せた ※編集部注)。

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映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で主演男優賞にノミネートされたティモシーを応援するため、コスメ界の女王カイリーはゴールデン・グローブ賞授賞式に“忍び込んだ”。レッドカーペットには登場していないにもかかわらず、カイリーは存在感を発揮していたと思う。実際に彼女は、私たちが話題にせずにはいられない、ひそかなベストドレッサーの瞬間があった。カイリーは森英恵によるヴィンテージのレースドレスを着ていたのだ。

カイリーはどのイベントに出席しても、そのスタイルが目を引くが、当然のことながら、昨夜もそうだった。“ハリウッドの夜会”のために彼女が選んだのは、日本人デザイナー、森英恵による1998年秋冬クチュールコレクションのランジェリー風のシースルーのヴィンテージドレスだ。ドレスのすみずみにまでビーズが施されており、カイリーのように存在感を発揮する人物には理想的と言える、博物館に展示される価値のある完璧な一着である。

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カイリーのチームは、この唯一無二のドレスを、セレブの間で人気のアーカイブスポット、ビバリーヒルズのヴィンテージショップ、タイムレス・ヴィクセンから取り寄せた。タイムレス・ヴィクセンのオーナー、Lauren Lepireは、このドレスがカイリーに最適であることを知っていた。

「(カイリーを担当する)スタイリストのアレクサンドラとマッケンジー・グランクヴィスト姉妹が、カイリーが目指していたもののイメージを送ってくれました。だから彼女たちがピックアップに来るまでに、私はアーカイブから、いくつかのゴージャスなヴィンテージドレスを用意しておいたのです。(カイリーがゴールデン・グローブ賞に出席するのに、彼女たちが望んでいた衣装の)雰囲気を見た後、このハナエモリがカイリーとこのイベントにぴったりだと思いました」とLepire氏は米版『Marie Claire』に語っている。

カイリーがヴィンテージを好んで着用するのは今に始まったことではないが、スターが主要な授賞式のためにアーカイブを掘り起こすのは、いつだってエキサイティングな瞬間だ。「現代のメゾンは通常、このようなイベントに出席するためのドレスをカスタムメイドしますが、(カイリーと彼女の素晴らしいチームが)サステナブルなファッションを選んだという事実は、実に多くのことを物語っています」とLepire氏は付け加える。このショップオーナーは、森英恵がパリとニューヨークのランウェイで発表した唯一の日系女性であり、公式なオートクチュールのメゾンとして認められた最初のアジア人女性であることを指摘している。

「この1998年のクチュールドレスでわかるように、森英恵は長年にわたってデザインを進化させ続け、その結果、彼女は別格の存在となりました」とLepire氏は述べている。カイリーがこの特別なガウンを選んだ理由について、どう考えているのだろうか? 「愛さずにはいられないでしょう? シアーレースにビーズが手作業で施されていて、大きく背中が開いたデザインが見事な、まさに唯一無二のゴージャスなドレス。きわどすぎずセクシーで、非常にエレガントな、まさに身につけられる芸術品です」

カイリーのルックの他のアイテムはといえば、ジミー・チュウのブラックの「ボニー」クラッチバッグ(850ドル)と、ジュエリーはシンプルなダイヤモンドのイヤーカフだけ。彼女はアクセサリーを最小限に抑えて、ドレスを主役として輝かせた。自身の典型的なレッドカーペット・スタイルに忠実であり続けるカイリーは、ゆるく無造作なまとめ髪でこのエレガントなドレススタイルを完成させ、洗練された魅力を放ち、授賞式の素晴らしい時間を終えた。

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計画的であったかどうかは別として、この夜のパートナーであるティモシーは、カイリーとリンク感のあるスタイリングを披露。『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で主人公ウォンカを演じた彼は、セリーヌ・オムのスパンコールがきらめく黒のジャケットとタキシードパンツに、カルティエのブラックオニキスとダイヤのホワイトゴールドネックレスと腕時計を合わせ、カイリーのブラックレースのドレスとうまくコーディネートしていた。

ということは、カイリーはティモシーと一緒に今シーズンの賞レースに参加するのだろうか? もしそうなら、カイリーの2024年アカデミー賞デビューで、私たちはまたヴィンテージスタイルの重要な瞬間に出会えるだろう。しかしこのラブラブなカップルが次はどこに登場するのか、誰にもわからない。これから起こるかもしれないファッションの重要な機会には、ぜひ私たちも仲間に入れてほしい。

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