好きな作品をまとう楽しさ、ウェアラブルなアートたち
2023.2.18

感性を刺激し、ときめきやひらめきを与えてくれるアートを日常に。毎日に装う楽しさを与えてくれる「着るアート」に注目してみて。
2023.2.18
感性を刺激し、ときめきやひらめきを与えてくれるアートを日常に。毎日に装う楽しさを与えてくれる「着るアート」に注目してみて。
[INDEX]
染料とキャンバスを用いてミニマルなフォルムをダイナミックに描き、抽象的なアート作品を制作することで知られる、NYを拠点に活動するアーティスト、ランドン・メッツとマリメッコの初のコラボレーション。マリメッコらしいシンプルかつボリューム感あるシルエットに、大胆なアートをプリント。ドレスをアート作品のキャンバスとして捉えるマリメッコのデザイン哲学が表現されたコレクションになっている。
ヘルシンキにあるマリメッコの自社プリント工場でプリントを施すことで、ペインティング作品の筆追いが感じられる質感を表現。一見水彩画のようにも見えるメッツの作風から着想を得た色遣い、あえて施した色むらなどのユニークなピースがそろう。
無漂白のオーガニックコットンをベースにしたことで、ネイビーブルーやポピーレッドなどの鮮やかなカラーパレットが際立ち、まるでキャンバスに描かれたアート作品のよう。自由な感性で装う楽しさに心躍るコレクション。
ミュージアムのハイセンスなショップも、ウェアラブルアートに出会える場所。箱根のポーラ美術館では、印象派の名作から現代アートまで、幅広いコレクションがそろう。注目したのは、7月2日まで開催中の企画展「部屋の見る夢ーボナールからティルマンス、現代の昨夏まで」に展示される作品をあしらったグッズ。
こちらはマティスの名作「リュート」の絵柄が散りばめられた、キュートなソックス。コーマ綿糸(長い繊維だけで作られた最高級の綿糸)を使用した、 上質な履き心地と耐久性で人気のsocks appealとのコラボ商品だ。名画のエッセンスを足元からちらりとのぞかせて。
オールシーズン活躍してくれそうなロンTは、ウォルフガング・ティルマンスの写真作品「ウィード」をフロントにあしらったもの。インパクトがありながらもラフに着こなせるデザイン。
雑誌や広告で活躍するフォトグラファーYUJI TAKEUCHI氏が、ジャンルにとらわれないアートや人物の交流を目指すプロジェクト「BETTER DAYS STADIUM」と「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル」のコラボレーション第2弾として発売されたロングTシャツは、今の季節にぴったり。
テーマは「THE GOLDEN PATH(新しく進む道)」。LAのロードサイドで撮影された写真を通して、なにげない日常に目線を向けることで特別な自分を発見し、新しい未来を切り開いてほしいとの、ポジティブなメッセージが込められている。
text: Eriko Azuma
マリメッコ/ルック ブティック事業部 ☎︎03-6439-1647
ポーラ美術館 https://www.polamuseum.or.jp/
ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング https://store.united-arrows.co.jp/storebrand/glr.html
BETTERDATS STADIUM https://betterdays-stadium.com
リンクを
コピーしました