ニューヨーク在住イラストレーターMAIKO SEMBOKUYAの【描きたい人たち】
2022.10.24
2022.10.24
もうあれから16年ちかく過ぎてしまった。
しばらく住んでいると見えなかったことも見えてくる。
街はゴミだらけ。
エリアによっては、本当にひどい。
朝晩、街中に鳴り響く車のクラクション。
住人への気遣いってものがまるでない。
住人もまた、それを気にしていない。
「歴史ある建物」の住まい、と言えば聞こえはいいが問題だらけのアパート。
傾いた床にビー玉を置けば、どこまでも転がっていく……。どこまでも。
こういった日常の中、あらゆる問題を解決していこうとすれば、
どうにもならないことも多々ある。
いろんな人種がいていろんな考え方の人がいるのだから、
当然自分が考えているようにはならないのである。
そうなったら公園で水着姿の住人が日光浴をしていても気にしなくなる。
これからも驚きや発見、笑い、怒り、文化、人種、それぞれの主義主張に今日も振り回されていくでしょう。
嗚呼、なんでニューヨークにまだ居るんだろう?!って2年に1度ぐらい考えることも……。
それでも住み続けちゃってる、私の大好きなこのニューヨークという街の魅力、
イラストのこと、ニューヨークの人を私の目線でお伝えしていきます。
何げない日常で目にする人たちも面白いんですよ……!
つたない文章で申し訳ございませんが、今後ともよろしくお願いします。
読んでくださって、どうもありがとうございました!
text & illustration: Maiko Sembokuya
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MAIKO SEMBOKUYA
センボクヤマイコ、イラストレーター。千葉県生まれ。テンプル大学 タイラースクールにて絵画科を専攻。手描きにこだわり、手描きをベースに制作。美容、ヘルス、食、音楽など、国内外の雑誌や広告等でイラストを手がける。www.maikosembokuya.com
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