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'リニューアルした「和光アネックス グルメサロン」。落ち着いた雰囲気で商品をじっくりと選ぶことができる'

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リニューアルした「和光アネックス グルメサロン」。落ち着いた雰囲気で商品をじっくりと選ぶことができる

銀座に誕生したグルメのための新スポット「和光アネックス グルメサロン」

10月1日、和光の食の館「和光アネックス グルメサロン」がリニューアル。東京・銀座にグルメのための新スポットが誕生した。日本各地から季節の味覚を取り寄せ、それらを独自の視点で組み合わせてペアリングを提案してくれる。調味料、発酵食品、そして日本酒……。特別に誂えられ、実店舗ではそこでしか手に入らない逸品も多く、「おうち時間」の充実にも一役買ってくれそうだ。

「和光らしさ」に満ちた銀座を象徴する食のサロン

和光本館の並びにある和光アネックスはもともと大好きな場所だ。1階がケーキ&チョコレートショップ、2階がティーサロン、そして地階にグルメサロンがある。接客、品揃え、そして店構え、すべてがさりげないのに隅々まで気配りが行き届いている。欧米にもこうした高級食材を扱うグルメサロンはあるが、和光アネックスは独特の雰囲気。要は優れて日本的なのだ。個人的には、甘党なので1階でチョコレートをよく買う。それを週末の真夜中、録り溜めた映画を見ながら、生(き)のウイスキーと一緒に1,2粒囓るときの幸せといったら!

和光アネックスが店を構えるのは文字通り「銀座の中心部」。そこから食への多彩で豊饒な世界が広がる

もっとも、地階にはあまり降りたことはなかった。贈答品が中心で自分にとっては高級すぎて、冷やかしで入るのがはばかられたからだ。それがリニューアルされたという。訪ねてみると、「FIND OUT ABOUT NIPPON」というコーナーが新設されていた。「おうち時間」が増えたのに合わせ、それを充実させるための四季折々の味覚を日本各地から選りすぐって販売する。もっとも、名産のお取り寄せだけなら、様々な雑誌が特集しているし、ネット通販の方が手軽で便利なのではないか。

プロが提案する食のペアリングにただただ驚く

それが違った。単に魅力的で希少な日本の食品を販売するだけでなく、新しい食体験を提供する東京でも得がたいスポットとなっていたのだ。プロデュースは、数々の「DINING OUT」や地域の魅力を発信するウエブメディアの運営を行ってきた「ONESTORY」。それを聞いただけで、美食経験の豊富な『マリ・クレール』フォロワーなら胸騒ぎがするのではないか。食の専門家たちが「FIND OUT ABOUT NIPPON」のためだけに食材のペアリングを提案。その組み合わせに多くの人が驚くはずだ。

コーナーにはペアリングの詳細な説明パネルも。それを眺めているだけで食欲がわいてくる

純米酒と柿のドライフルーツ、そして実山椒

例えば、味わいを重視した純米酒造りで知られる冨田酒造(滋賀県長浜市)の「七本鎗 武者修業 木桶仕込み」(取り扱い実店舗は和光のみ)と、陽菜実園の「ひなみ柿 ドゥミセック/デ セック」(東京都内取り扱い店舗は和光のみ)の組み合わせ。後者は奥能登の農家が栽培から手がけるひなみ柿の完全無添加ドライフルーツ。それに飛騨山椒の「実山椒」を添える。ドライフルーツの上品な甘みと純米酒のきれいな甘口が口の中で渾然一体となり、実山椒が後味をすっきりと引き締める。何とも複雑で新鮮! 日本酒ソムリエで、「恵比寿 GEM by moto」を営む千葉麻里絵さんの提案だと聞いて「なるほど」と頷いた。

「七本鎗 武者修業 木桶仕込み」に「ひなみ柿 ドゥミセック/デ セック」を合わせる。飛騨山椒の「実山椒」がアクセント
「恵比寿 GEM by moto」を営む千葉麻里絵さん

果実味たっぷりのシードルには、焼き栗のペーストを

あるいは弘前シードル工房kimoriの「kimoriシードル(スイート)」と、松尾栗園の「能登の焼き栗棒」(東京都内取り扱い店舗は和光のみ)のペアリング。無濾過製法のシードルのフレッシュな果実味と、焼き栗のペーストを固めた焼き栗棒の香ばしさとしっとりとした食感が絶妙にマッチする。こちらを提案するのは、小規模生産のワインや発酵ドリンクのメニュー開発などにも携わるソムリエの外山博之さん。

「kimoriシードル(スイート)」と「能登の焼き栗棒」のペアリング
飲食の様々なプロデュースを手がけるソムリエの外山博之さん

「おうち時間」を超えた贅沢な食体験をあなたも

現在、千葉さんと外山さんが提案する計17種類のペアリングがコーナーに並ぶ。いずれもプロでなければ思いつかない斬新な掛け合わせ。「1+1=2」でなく、それを上回る希有な体験。それらを手に入れられるのは「和光アネックス グルメサロン」だけ。銀座を象徴する新スポットの予感。今後、季節によって、ペアリングのメニューは変わっていくという。これまで「美味しさ」のグラデーションでしか感じることのなかった食体験に「驚き」の要素を加えたいなら、「和光アネックス グルメサロン」に駆けつけるべきだ。そうすることで、豊かな「おうち時間」を超え、食を通して五感に働きかける贅沢な経験を重ねることができるだろう。

お問い合わせ先

和光アネックス グルメサロン
住所:東京都中央区銀座4丁目4-8 和光アネックス地階
電話: 03-5250-3101
定休日:無休(年末年始を除く)
営業時間:10:30~19:30(日曜・祝日は19:00まで)
※紹介した商品は、品切れの場合があります。

Profile

高橋直彦

『マリ・クレール』副編集長。正直に言うと、ティーサロンで季節のフルーツなどを満載したパフェを時々注文することも……。男一人、銀座で「甘美な」というよりは「背徳的な」気分を楽しめる。

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