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ジムでのトレーニングは自宅での運動に置き換えられる!

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1時間のジムでのトレーニングを自宅でのセッションに置き換えても、同様の効果が得られる! 寒い季節、自宅で効果的にエクササイズを行うためのポイントを、マリクレールインターナショナルのイギリス版デジタル記事よりお届け。

寒くなってくると、ジムでエクササイズのルーティンを続けるのが難しいという人は私だけではないだろう。雨がふった寒い日や暗い夜など、夏にジムでトレーニングする時の意欲が温度とともに大きく減少してくる。だからこそ、自宅でのトレーニングとジムでのトレーニングの違いを調べ始めた。

自宅でのトレーニングがジムでのトレーニングと同じくらい効果的かどうかは、まだ結論が出ていない(トレーナーたちの意見は分かれている)が、ただ一つ言えることはある。パンデミック後、今まで以上に多くの人々が自宅での汗を流すセッションを選んでいるのだ。手頃な価格で時間の節約にもなり、自宅でのトレーニングなのでジムに行かなければという不安を完全に回避できる。魅力的な点ばかりではないだろうか?

現在の私のトレーニングへのモチベーション不足に関する話に戻ろう。運動をしたくないわけではないのだ。みなさんもご存じの通り、運動は体調管理から心臓病などの命にかかわる病気のリスクの軽減、ストレス管理や睡眠の改善に至るまで、非常に重要だ。実際、私は運動を楽しんでもいる。ただ、ジムに行くということは、暖かい季節よりも、かなり多くの労力や準備を必要とするように感じている。仕事や友人との交流の予定の間で、定期的にジムへ行くことが難しい。

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だから、今年は無理をせず、ジムのメンバーシップを止めて、自宅の快適なリビングルームでトレーニングをすることにした。今のところ、私の唯一の目標は、精神的な健康と身体的な健康のために運動することだ。私は自己最高記録を目指しているわけではなく、単にアクティブでいようとしているだけなので、この運動のための環境を変えることはとても簡単だった。

ここでは、ジムでのトレーニングを自宅でのトレーニングに切り替えた体験と、その過程で学んだ5つの重要なことをリストアップしてみた。もし、あなたも自宅で運動することにしたいと考えた場合に役立つかもしれない。シンプルな自宅でのトレーニングや全身を鍛えるトレーニング、筋肉をつけるためのトレーニングについてのガイドも見逃さないでほしい。

自宅とジムでのトレーニング、どちらを選ぶべきか悩んでいないだろうか? スタジオから自宅セッションへの切り替えで学んだ5つのこと

読み始める前に知っておいてほしいことがある。自宅でのトレーニングでは、片足デッドリフトやスイングなどに16kgのケトルベルを使い、上半身のプレスエクササイズには10kgのダンベルを使っている。また、ウインドミルやターキッシュゲットアップなどの動きには軽い8kgのケトルベルが役立つ。

1. トレーニングを改善する機会と捉える

多くの優秀な個人トレーナーは、特定のエクササイズがどのような効果があるかよりも、目標達成に必要な筋肉を使い、動きのパターンを練習することが重要だと言う。

例えばスクワットについて。これは複数の筋肉を使うが、主に大腿四頭筋やお尻、ハムストリングスをターゲットにしている。もし下半身の筋力を増強したいのであれば、バーベルバックスクワットを日常のトレーニングに取り入れたい。ただし、それに代わってフロントスクワットやゴブレットスクワット、ボックススクワットを選んでも良いだろう。自分の体や状況に合った方法で行うことが重要なのだ。

自宅ではバーベルデッドリフトなどに多くの機材が豊富に揃っていないため、機材を使ったエクササイズはできない。そのため、自分のトレーニングの強度を管理する際に、少し工夫をする必要があった。ジムではあまりしないエクササイズのバリエーションを試したり、セット数を増やしたり、筋肉に継続的に負荷を掛ける時間を増やすなど、自宅でのトレーニングをよりよくする方法を模索した。ケトルベルやダンベルを使ったエクササイズも覚えた。

ジムに再び入会すれば、ほぼ間違いなくバーベルが使えるだろう。でも今は、手元にあるわずかな道具を使って、やり方を工夫することでうまくやっている。

2. トレーニングをキャンセルする可能性が低くなった

その日の仕事ややるべきことについて心配し始める前に出かけないと、そもそもジムに行くことはなかった。なかなか終らない仕事や長い一日の疲れ、夜暗くなる前に家に戻りたいという理由で、ジムに行くのをやめることがよくある。

自宅でトレーニングすると、いつでも柔軟に運動することができる。朝早くからでも、夜の9時でも筋トレができるのだ。ジムへの移動時間がかからないので、リモートワークなら昼休みにも運動できる。そして時には、一日に短時間だが効果的なエクササイズをいくつか、仕事の合間にこなしていける。

自宅でのトレーニングが私にとって永久的な解決策ではない。近いうちにまた筋力やパフォーマンスの目標を設定したくなるだろう。ただ現状では、冬の間もアクティブでいられる簡単な方法なのだ。

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