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クリエイティブ・ディレクター、マクシミリアン・デイヴィスによる新生「フェラガモ」がデビュー!【2023年春夏ミラノコレクション】

アーカイブを再解釈し、リアルなスタイルへ

「アーカイブをじっくりと見直し、何が今の時代にフィットするかをより深く考え構築していきました」と説明するマクシミリアン・デイヴィス。リサイズされたり、新たに描き下ろされたアーカイブプリントや、1988年に発表され、新たな解釈が加えられたサルヴァトーレの妻の名を冠する「ワンダ」バッグ、ガンチーニヒールの新デザインが、コレクション全体にアクセントを添え、存在感を示している。

「フェラガモ」らしい幻想的なエレガンスは、シアーなニット、なめらかなシルク、オーガンジーのレイヤーを通して取り入れられ、ルネッサンス期頃を思い起こさせるスエードのサンダルのように洗練されたアクセサリーと合わせることで、リアルなスタイルとして提案。イブニングウェアもあえて気取りすぎない上品な印象を与えている。

「フェラガモ」のクラシックへオマージュを捧げながら、現代に求められる軽やかかつフレッシュでリアルなレディ・トゥ・ウェアがバランスよく提案されたファーストコレクション。伝統的なスタイルと歴史に裏付けられた高い技術、上質な素材さえあれば、無駄なものはいらない。そんな強く潔い美意識が伝わるような「フェラガモ」の新しいステージにますます期待が高まるばかりだ。

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