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Culture

松本幸四郎とメイクアップアーティスト鷲巣裕香による新たな可能性を魅せる「Kesho」展

歌舞伎が誕生し今年で417年目を迎えた。 伝統を継承しながら、時代とともに変化する歌舞伎の魅力を創造する松本幸四郎と、枠に囚われないグローバルな視点を持つメイクアップアーティストの鷲巣裕香(わしずゆか)がタッグを組み、新たな挑戦として挑んだのが、歌舞伎化粧と現代メイクの融合だ。

松本幸四郎をモデルに、艶、グロス(リップ)、メタリック、グラデーションなど、古典化粧では使用されることのない現代メイクを施すことにより、様々な角度から映し出された表情には、舞台上とは異なる新たな感情が見え隠れしている。

松本は本展に向けて、次のようにメッセージを寄せている。

「邪気から身を守るために目、鼻、口、耳へ紅を差したことが始まりの歌舞伎化粧。ショーという芸能から“音楽的演劇”に進化した歌舞伎。そして、信仰心から生まれた化粧は“絵画的美”へと進化しました。

歌舞伎が誕生して417年。そのうち41年間僕は歌舞伎の歴史と一緒に過ごしています。

歌舞伎には、長い年月を生き抜いてきた“鋭い嗅覚”があると感じます。阿国歌舞伎(おくにかぶき)という女性だけで披露していたものが、男性だけに逆転したことで男性が女性役をする“女形”が誕生し演劇へと変化を生んだ。観客へ大声、大きな動きでアピールするのではなく、微動だにせず体を止め、隈取りをした顔で睨みを利かせる、“無音”“静止”という逆転の発想で観客を注目させた。

いずれも時代の流れを確かに嗅ぎ取り、そして、“少し先”を走って皆を誘う。この“少し先”というのが絶妙に思うのです。歌舞伎であるために必要不可欠な化粧。別人になることができる“変身”であり、堂々たるフィクションであるファンタジーの象徴です。歌舞伎化粧の歴史が生んだ“型”に誇りを持ち、“少し先”を皆で刺激的に心から楽しんだ証拠の作品たち、417 年目から始まる最初の1ページです」

異なる境地で活躍する2人が感性を研ぎ澄ました本展覧会。歌舞伎化粧に新たな風を吹き込む瞬間を目撃して。

お問い合わせ先

エドストローム オフィス/03-6427-5901

会場:BA-TSU ART GALLERY

日時:~12月26日(日) 11:00~19:00

場所:東京都渋谷区神宮前5-11-5(明治神宮前(原宿駅)徒歩4分、表参道駅徒歩6分)

入場料:一般 500円 / 学生 無料 *小・中・高・大・専門学生を含む

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