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食も絶景も叶う。九州初「長崎マリオットホテル」へ

東京から飛行機で2時間ほど。“100年に1度の変革期”と言われる再開発が続く長崎に、マリオットホテルが開業した。新旧が織りなす長崎旅をレポート!前編では九州初上陸となるマリオットホテルの中身についてお届けする。

新たな陸の玄関口として注目集まる長崎

2022年、長崎県と佐賀県の武雄温泉との間を結ぶ、西九州新幹線の開業に伴い新しく生まれ変わった長崎駅。駅舎は海や山の景観を意識した開放的なデザインに一新され、2023年には駅直結の商業施設「アミュプラザ長崎 新館」も開業。2025年には駅東側の広場が整備され、現在の3倍の面積に広がるという。

西九州新幹線の開通により福岡から長崎、長崎から佐賀の移動時間は大幅に短縮。コロナ禍で休止していた、長崎の氏神 諏訪神社の秋季大祭「長崎くんち」や中国の旧正月を祝う「長崎ランタンフェスティバル」なども再開し、今後も観光客の増加が見込まれている。

長崎駅隣接、九州初のマリオットホテル

長崎駅に隣接する「長崎マリオット ホテル」は、港町長崎らしい「客船」をモチーフにした外観が特徴。レセプションエリアから奥のオールデイダイニングにかけて、天井高3mと天井が高く解放的なガラス張りの空間が続いていて、カフェスペース「Grab & Go」からは、ケーキやチョコレートを楽しみながら長崎のシンボルでもある「女神大橋」や「稲佐山」を眺めることも。

長崎らしさを散りばめたクリーンな客室

全207室のゲストルームのうちスイートルームは28室と、スイートの部屋数では長崎一を誇る同ホテル。「プライベート・クルージング」をデザインコンセプトにした客室は、クリーンで落ち着いた雰囲気だ。

壁面にあしらわれた波佐見焼の装飾や、地元のお酒やドリンク、昔ながらのお菓子などが用意されたミニバーなど、おもてなしも。

全体の約7割の客室に備えられているバルコニーは広々としていて、眺望も素晴らしく港や、街並み、そして夜は世界新三大夜景とも呼ばれる絶景を身近に感じられる。

スイートルームの宿泊者等は、日本国内のマリオットとして初となる24時間営業のエグゼクティブラウンジ「M CLUB」の利用もでき、オープン以降それを目当てにこのホテルを選ぶ人も増えている。「M CLUB」では24時間を通して、アルコールをはじめとするドリンクやフィンガーフードなどを提供。長崎名物のカステラも用意されている。

地元食材を使った食事

ダイニングにも長崎らしさを感じさせる仕掛けが。オールデイダイニングHARBELLA、鉄板焼きDe Jima、鮨De jimaのいずれも、県産の和牛や魚介など、地産地消の最高級食材や調味料を使い、地元の食文化を体験できるメニューが用意されている。

HARBELLAでは朝食のビュッフェも提供。ほうれん草のピューレを入れたグリーンのオムレツは、牛ひき肉のアクセントが加わり、朝から元気の出るシェフ一押しのシグネチャーメニュー。このほか、長崎名物の五島うどんやハトシなどもならび、短い滞在には嬉しい品揃えだ。

ビジネス利用でも観光の拠点としても、部屋や食事、サービスを通じて、地域の魅力を楽しめる長崎マリオットホテル。後編では、長崎の“新しい”が見つかるスポットをご紹介する。

text: Mio Koumura

長崎の”新しい”に出会う。街歩きで訪れたい4つのスポット
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お問い合わせ先

長崎マリオットホテル
住所:〒850-0058 長崎県長崎市尾上町1
電話番号:095-895-9995
公式サイト

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