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春のゆらぎ対策に! 朝に食べたい“臓活”お粥レシピ

春の不調を整える、水分たっぷりのお粥で「肝臓ケア」 春になると、頭が痛くなったり、めまい、目の充血を起こしやすくなる人も多いのでは?  「それは、春は肝が動きやすく、五臓の中でもとくに肝に熱がこもる状態、すなわち肝熱にな […]

春の不調を整える、水分たっぷりのお粥で「肝臓ケア」

春になると、頭が痛くなったり、めまい、目の充血を起こしやすくなる人も多いのでは? 

「それは、春は肝が動きやすく、五臓の中でもとくに肝に熱がこもる状態、すなわち肝熱になっていることが原因になっていることが多いから。中医学では、人体の動きを五つ、肝(かん)・心(しん)・脾(ひ)・肺(はい)・腎(じん)に分けていて、なかでも『肝』は、血液の貯蔵や解毒のほか、目や筋肉から情緒のコントロールまでをつかさどる臓と言われています」と尹先生。

春は「肝」の気がたかぶりやすいので、「肝」の動きが低下すると、イライラなどの情緒不安定やのぼせやすさ、涙目やドライアイ、充血などが起こりやすくなるそう。目が弱まっていると、花粉症の症状も悪化してしまうことも。

「だからこそ、肝の機能をサポートする臓活お粥を試してみてください。ただ、お粥だけではカロリーが足りないので、たんぱく質のおかずとともに、ごはんやパンの代わりに食べるのがおすすめです。そして、冷たい水やスムージーなどは取らず、一口めからお粥を食べること。ゆっくりとよく噛むと水分を含んだ米がゆっくりと体に染み渡るので、体の内側から温まり、水分補給にもなりますよ」

先生いわく、胃腸が動き出すタイミングの朝7時から9時の間に食べるのが理想のタイミングだそう。というのも、そのあとに続いて動き出す、それぞれの臓器のエネルギーになってくれるから。春に不調を感じやすい人こそ、まずは1か月、早起きして朝ごはんにお粥を食べる習慣を始めてみない?

季節の変わり目にぴったり!「ほうれん草と舞茸のお粥」

「肝の新陳代謝を手伝い、血を補える食材でお粥を作りました。貧血はもちろ ん、唇や舌の炎症、口内炎、便秘、皮膚と目の健康にも◎。でも、食後に目や鼻のかゆみを感じたら、即食べるのは控えて」(尹先生)

お粥
ほうれん草と舞茸のお粥『まいにち臓活おかゆ』より

<材料(2人分)>
米 75g
ほうれん草 75g
舞茸 15g
塩 小さじ1/4
水 600ml

<作り方>
①米は洗い、ボウルにたっぷりの水(分量外)を入れて一晩、浸水させ、ざるに上げる。
ほうれん草は3cm長さに切り、舞茸は小房に分ける。
②鍋に米と水を入れて中火にかける。沸騰したら、へらで鍋底をこそげるように混ぜ、噴きこぼれないよう蓋をずらして、時々かき混ぜながら弱火で25分煮る。
③ほうれん草と舞茸を加えて5分煮て、塩を加えて味を整える。

尹 生花(いん・せいか)先生
ホリスティックビューティーの先駆者として「体の内側と肌の相関関係」を数字で解明。美容ジャーナリストから女優、モデルなど多くの著名人のかかりつけサロン「BHY」代表。著書に「まいにち臓活おかゆ」(世界文化社)、「あなたが「やってはいけない」ダイエット」(小学館)、「みんなの臓活」「みんなの臓活トレーニング」(ともにワニブックス)などがある。
◎臓活についてもっと知りたい方は、尹先生のInstagram(@seika_yin)にて開催中のライブカウンセリングに参加してみて。お申込みはbhy.hp.peraichi.com/liveまで。

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