Loading...
×

Lifestyle

イクセル地区にあるベーカリー「Renard Bakery」のガレット・デ・ロワ 

【ベルギー発】”当たり”を引いたら王様になれる!新年を祝うお菓子「ガレット・デ・ロワ」

海外在住のマリクレ読者が現地の情報をお届け。今回はベルギーから、新年を迎えたまさに今、さかんに食べられる伝統的なお菓子の話題です

クリスマスが終わると、店頭に並ぶ

ベルギーの新年に欠かせないお菓子といえばフランスの伝統菓子、ガレット・デ・ロワ(Galette des Rois)。クリスマスが終わると多くのケーキ店やパン屋の店頭に並びます。

ベルギー王室御用達ショコラトリー「ヴィタメール(Wittamer)」のショーウィンドウ

1月6日の「公現祭=エピファニー(Epiphany)」の日、もしくはクリスマスから2回目の日曜日に、家族や友人と一緒に食べるものとされていますが、多くの人は、友人とお茶や食事をする機会があるとそのつど手土産に持っていくなどして、1月中は何度も食べるようです。

ヴィタメールのガレット・デ・ロア。王冠がセットでついてくる

一般的にはアーモンドクリームのつまったパイというシンプルなお菓子ですが、お店によってパイ生地やアーモンドクリーム、表面のクープのデザインが違うので、自分の好みのガレットを見つけるのもこの時期の楽しみのひとつ。なかにはチョコレート味だったり、りんごが入っていたりするものも。スーパーマーケットなどでは日本円で1000円くらいで売っていて、ベーカリーだと2000円くらい、有名パティスリーやショコラティエでは3000円くらいと価格帯も少しずつ変わります。

こちらはチョコレート入り

そしてなんといっても一番の楽しみは、「フェーブ(Fève)」という小さくてかわいらしい陶製の置物がパイの中に仕込まれていること。切り分けたガレット・デ・ロワの中からフェーブを当てた人は、王冠をかぶり、その日の王様(女王様)になることができるのです。

これがフェーブ。当たった人は王冠をかぶって王様に!

じつは、フェーブが当たった人は次回、みんなにガレット・デ・ロワをご馳走しなければならないというのが伝統上のルール。しかし実際にはそのルールに縛られることはなく、たとえば家族の中に子どもが1人だったらあえてその子の分にフェーブを入れてあげたりするなど、それぞれのやり方でこの季節ならではのお菓子を楽しんでいます。

【関連記事】ヨーロッパで最も古いパサージュでベルギーの高級チョコを試食!
【関連記事】アンティーク好きならぜひ訪ねたいブリュッセルの蚤の市「ブロカント」
【関連記事】ヨーロッパの最も美しい田舎町、ベルギー・デュルビュイへ

Profile

本田菜々絵

ほんだななえ 神奈川県出身。大学卒業後、株式会社資生堂に入社、営業を経て、マーケティングを担当した。結婚後、夫の転勤に伴いタイ・バンコクに滞在し、現在はベルギー・ブリュッセル在住。旅行・ファッション・ショッピングが好きな二児の母。

Recommend

Pick Up

リンクを
コピーしました