「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ」で女性起業家を支援
2023.6.1

©Pierre Mouton
「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ」とは、カルティエが女性起業家を支援するために開催している国際アントレプレナーシッププログラム。16回目となる2024年度のエントリー募集が6月30日まで行われていて、日本人女性からの応募も心待ちにしているという。
2023.6.1

©Pierre Mouton
「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ」とは、カルティエが女性起業家を支援するために開催している国際アントレプレナーシッププログラム。16回目となる2024年度のエントリー募集が6月30日まで行われていて、日本人女性からの応募も心待ちにしているという。
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日本では女性起業家の比率は世界と比較して低いのが現状だ。カルティエによると、過去の日本人フェロー(プログラム参加者) は1人しかいない。日本人こそアワードについてもっと知ってもらい、応募者数が増えればと期待をこめる。
日本でもようやく、スタートアップ業界におけるジェンダーバイアスに目が向けられ始めたが、資金調達やネットワーキングなど、周囲の起業家や支援者の多数を男性が占める中での壁は高い。「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ」はこうした課題の解決への貢献を意図している。
選考でフェローに選ばれると、ビジネスを成長させリーダーシップスキルをさらに伸ばすための経済的、社会的、人的支援を受けることができる。このことから、ビジネスや自身の可能性を広げるために、日本人女性にこそ、「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ」へ応募してほしいという。
2006年の創設以来、「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ」が支援してきた起業家は63か国297人、助成金の総額は744万USドルにのぼる。募集対象となるのは、社会と環境に持続可能なインパクトをもたらす、女性が主導あるいは所有するビジネスで、国や分野は問わない。
アワードは、9つの地域別に選考が行われる「リージョナル アワード」と、テーマ別アワードとして「サイエンス & テクノロジー パイオニア アワード」と「ダイバーシティ エクイティ & インクルージョン アワード」の2つがある。日本人は東アジアリージョンのアワードと、テーマ別のアワードの計3つが対象だ。
「ダイバーシティ エクイティ & インクルージョン アワード」は、23年度に創設されたアワードだ。世界で過小評価されているコミュニティの格差を埋めるビジネスを対象とするもので、すべてのジェンダーが応募可能という画期的な試み。

フェローに話を聞くと、経済的な支援はもちろん、選考やプログラムを通じ様々な出会いがあり、エネルギーあふれるグローバルコミュニティの一員になれることが最大の魅力だと口をそろえる。

カルティエの歴史において、女性はいつの時代も原動力でありインスピレーションの源になってきた。社会へのコミットメントの一環として「ウーマン エンパワーメント」を掲げるのはごく自然なことだと言う。
またカルティエは今年の3月に、2025年の大阪・関西万博に「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」を出展することを正式に発表した。世界中の女性に寄り添い、女性たちの体験や視点を通して、ジェンダーにかかわらずすべての人々が公平で持続可能な未来を志すことを来場者に呼びかけていくという。この分野におけるカルティエの取り組みは、確実に加速している。
2024年度「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ」の詳細は公式サイトwww.cartierwomensinitiative.comまで。
※募集は締め切りました。
text: Shunya Namba @ Paris Office
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