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ニセコの大自然の中で非日常感を味わうラグジュアリーなシャレー

未来に向けて進行中の新たなプロジェクト「Hanacreek」
そして「LOFT Niseko」、「HANARIDGE」に続き、新たなプロジェクトも進行しているという。HANAZONOリゾート内に開発中の「Hanacreek」だ。

「Hanacreek」は78 区画の分譲地。息を呑むような自然景観の中に位置し、スキー場から徒歩2分、倶知安町から徒歩4分という便利な立地にある。16.87ヘクタールにおよぶ敷地内にクラブハウスやホテルコンドミニアム、2つの公園の建設を予定し、すべてのヴィラが温泉付きで販売される。「Hanacreek」はニセコで唯一、複合施設用地として指定されており、土地の所有者が、シャレー、ブティックホテル、コンドミニアムなどを建設できる。住宅地内には、屋内プール、ジム、ヨガスタジオ、スパ、美容室、レストラン、カフェ・デリ、キッズクラブ、テニスコートなどの施設も用意され、招待客のみが利用可能。土木工事の完了は 2024年12月頃、完成は2026年12月頃の予定だ。シルヴィアさんは、この地がさらに発展し、市場価値が上がると考えている。

「Hanacreek」建設予定地

「2030年には、倶知安駅に新幹線が通る予定です。すると、ニセコの経済、文化は驚くほど変化していくでしょう。現在、日本人は休暇で訪れる人が多いですが、これからは投資も増えていくと思います」

いずれアメリカ・コロラド州のアスペンやスイスのサンモリッツのような世界有数のスキーリゾートになると、糸田さんも予測している。

新プロジェクトを進めるにあたっては、環境やエネルギー問題への配慮も不可欠だ。シルヴィアさんはこう語る。
「電力については、地熱発電やソーラーパネルも検討しています。効率を考えながら、いろいろなものをミックスする。風通しをよくすることで夏は冷房をあまり使わないような設計にするなど、建築のことも相談しています。サステナビリティはもちろん、経済的にも効率のよい開発をしていきたいですね」

photo: Yasuyuki Shimanuki

シルヴィアさんは、開発の先に、ニセコにおける地域コミュニティの形成を目指しているという。

「コミュニティを形成するためには、それぞれの方が納得する物件を所有する必要があるでしょう。プライベート温泉のようなみなさんのニーズを満たしつつ、ラグジュアリーと自然の融合をしっかりと実現していきたいですね」

text: saya tsukahara、interview & edit: Miyuki Kikuchi

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