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エマ・ワトソンが久々の表舞台へ!アップサイクルのドレスで美しい姿を披露

サステナブルなドレスをまとったエマ。女神のような美しさは健在!©️AP / Aflo

英国のウィリアム王子が主催した「アースショット賞」の授賞式で久々に公の場に登場した女優のエマ・ワトソン。元来、環境問題に積極的に取り組んでいるエマらしいサステナブルなルックを通して、自身の考えを強くアピールした。

エマ・ワトソンが久々に公の場に登場!

先週土曜日、ロンドンのアレキサンドラ パレスで「アースショット賞」の授賞式が開かれた。ウィリアム王子らが設立したこの賞は、地球環境の改善を目的に作られた世界的なもので、今後10年で変化を起こし、環境を回復させることを目指している。その画期的な授賞式では、レッドではなく、グリーンのカーペットが敷かれ、招待されたゲストたちは持続可能なファッションを選び、ドレスアップを楽しんだ。もちろん、キャサリン妃もその一人で、これまで何ども着用しているアレキサンダー・マックイーンのドレスで登場した。

そんな中、一際、目を引いたのは、今年2月に引退の噂も浮上し、2019年に映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』以来、新しい出演作品の話も聞こえてこない女優のエマ・ワトソン。とはいえ、以前から環境問題に積極的に意見し、サステナブルファッションを推奨してきたエマは、ブランドの「People Tree」とコラボレーションし、エシカルな服を手掛けるなど女優以外の活動にも力を注いできた。2018年に主演した映画『美女と野獣』のプロモーションツアーの際には、専用のSNSアカウントを立ち上げ、イベントごとに着用する衣装をサステナブルな視点で厳選。その写真と生産の背景などを紹介している。

フェアトレードやオーガニック素材の服なら無償で着る

以前、VOGUE誌の取材で「フェアトレードやオーガニック素材に特化した服を作る覚悟があるブランドなら、無償で一緒に仕事をしたい」と語ったエマ。この発言では暗に、多くのセレブリティたちがブランド側から報酬を受け取り、レッドカーペットでそのブランドのものを着用していることを指摘。エマ自身はその考えは持ち合わせていないことを明らかにした。

繊細なレースやふんわりとしたシフォンがロマンティックなアップサイクルのドレスでグリーンカーペットへ。©️AP / Aflo

そんな彼女が今回の授賞式で着たのは、ロンドンの若手注目デザイナー、ハリス・リードのもの。貧困をなくすために活動するNGO「オックスファム」とハリスがコラボレーションしたカスタムピースをチョイスした。エマが着用した白いドレスは、「オックスファム」が運営するリサイクルショップに寄付されたウエディングドレスをアップサイクルしたもので、それにハリス・リードのシグニチャーであるフレアパンツとチャンキーなブーツをコーディネート。まさに環境問題に関心が高いエマ・ワトソンらしい装いで、グリーンカーペットにカムバックした。

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  • This article was published marieclaire.co.uk


    text: Penny Goldstone


    translation: Tomoko Kawakami

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