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大河『鎌倉殿の13人』美しすぎる市川染五郎が三谷作品に登場した深~い意味

三谷幸喜作品と高麗屋の縁

市川染五郎は、十代目松本幸四郎(当時は七代目市川染五郎)の長男として生まれ、現在17歳。祖父は二代目松本白鸚で、松たか子は叔母にあたる。キラ星のごとき俳優一家に生まれた染五郎は、2007年の歌舞伎座公演で初お目見え、09年に四代目松本金太郎の名で初舞台を踏み、18年に八代目市川染五郎を襲名した。

歌舞伎俳優として着実にキャリアを積む染五郎だが、その美貌もジャンルを超えて注目されている。「ヴェルサーチェ」は、2022年春夏キャンペーンにK-popの人気ガールズグループであるIVE(アイヴ)のアン・ユジンとともに、染五郎を抜擢。「シュウ ウエムラ」も彼を日本ブランドアンバサダーに起用するなど、ファッションやビューティの世界での活躍も目立つ。

©VERSACE

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テレビドラマは13年にNHK BSで放送された1本しか出演していない染五郎にとって、『鎌倉殿の13人』が本格的なドラマデビューといえる。その記念すべき作品が、三谷幸喜が脚本を手がける大河ドラマであることは意味が大きい。

子どもの頃からの大河ファンで知られる三谷が、もっとも好きだった作品を訊かれると、必ず挙げるのが『黄金の日日』(1978年)で、主役の呂宋助左衛門(るそんすけざえもん)を演じたのは、染五郎の祖父である先々代の染五郎(現・白鸚)だった。

その後、人気脚本家となった三谷は数多くの作品で高麗屋(松本幸四郎一家の歌舞伎役者としての屋号)の人々とタッグを組み、名作を生む。三谷にとって初の歌舞伎座上演作品となった『月光露針路日本 風雲児たち』(19年)は、十代目松本幸四郎が主役で、二代目松本白鸚や染五郎も出演した。

『黄金の日々』に憧れた少年が、大河ドラマの脚本を3本も担う脚本家となり、その作品に次代の高麗屋を背負って立つ若き染五郎が出演して日本中に鮮烈な印象を与えた。『鎌倉殿の13人』は、俳優一家と日本を代表する脚本家が長きにわたって紡ぐ物語の最新章でもある。

木曽義仲と源義経(菅田将暉・写真左)・北条義時(小栗旬・写真右)らの戦いの行方は? ©NHK
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』 NHK総合ほか 毎週日曜 午後8時~ 
※放送から7日間は配信サービス「NHKプラス」で見逃し視聴が可能

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香月友里

かづき ゆり。フリーライター。出版社の編集者を経てライターに。同居する5匹の犬猫たちにお仕えしながら、映画とドラマと演劇とJ-POPにどっぷり浸る日々を送る

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