チャ・ウヌ、ロウン、そしてD.O.! 韓国ドラマを彩る現役アイドル俳優「演技ドル」の魅力
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韓国ドラマ界には、現役アイドルとして楽曲リリースやステージ活動を並行して行っている俳優が多数いる。そんな「演じるアイドル」として活躍する俳優を「演技ドル」と呼んでいる。今回は演技ドルとして日本でも人気のASTROのチャ・ウヌ、SF9のロウン、そしてEXOのD.O.(ディオ)をご紹介。彼らが出演するドラマや映画作品だけでなく、ミュージックビデオやステージで歌い踊る姿も楽しんでほしい。
チャ・ウヌ
「女神降臨」
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「顔天才」だけじゃない。歌って、踊って、キャラクターの好感度も高い万能アイドル
その美貌と抜群のスタイルで人気のチャ・ウヌは、2016年にミニアルバム「Spring Up」でデビューしたボーイズグループ ASTRO(アストロ)のメンバーでもある。グループ内では「ビジュアル」担当で、センターポジションを飾る。2019年には日本でもデビューをしており、俳優としてのチャ・ウヌより、アイドルとしてのウヌを推している人も多いかもしれない。
中学校の学園祭で現在の所属事務所にスカウトされた逸話を持つチャ・ウヌの俳優デビューは、ASTROメンバーとしての活動開始以前、2014年のカン・ドンウォン出演の映画「世界で一番いとしい君へ」となる。その後、ASTROの一員としてデビュー後、2017年にテレビドラマ「最高の一発〜時空を超えて〜」に出演。デビュー当初から、音楽やステージの活動と俳優活動を並行して行ってきた。俳優としてのチャ・ウヌの人気が日本でも高まったのは、2018年に公開されたドラマ「私のIDはカンナム美人」と言ってよいだろう。本作では容姿にコンプレックスを持ち、整形によって生まれ変わろうとするが、大学生活の中で美人であることのプレッシャーや周りからの陰口にくじけそうになるヒロインと出会い、彼女との関係が深まる中で、自らの心の傷に向き合う青年役を好演している。そして、最近作では2020年に公開されたドラマ「女神降臨」も印象に残っている。この作品でも、容姿、成績、スポーツとすべて完璧だが不愛想な高校生で、ヒロインの恋人役を演じている。
現在、韓国ではDior Beautyのブランドアンバサダーも務め、演技はもちろん、歌って、踊って、美しいビジュアルで多くのファンを楽しませてくれるチャ・ウヌ。今年11月には久しぶりの映画出演作となる「デシベル」の日本公開が予定されており、今後の活躍も楽しみだ。
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