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ナム・ジュヒョクにジニョン、ソン・ガンも!? 韓国イケメン俳優、兵役事情

韓国ドラマにハマり、気に入った俳優が出来ると、俳優の年齢によって気になってくるのが兵役による活動期間の中断がいつ起こるのか?ということではないだろうか? 多くの方がご存じの通り、韓国では満18歳で兵役対象となり成人男性は28歳の誕生日を迎えるまでに、一定期間軍隊で国防に従事する制度がある。これは韓国の法律であり、芸能活動を行う男性にとっても同様の義務となっている。

今年は世界的人気のボーイズバンド、BTSのメンバーも兵役のための入隊を順次開始しており、注目を集めている。今回は兵役のために今年入隊した、あるいは入隊が予定されている、日本でも人気の高い韓国イケメン俳優を紹介してみたい。

自ら志願した軍事警察団機動隊で服務するナム・ジュヒョク

2022年にNetflixで公開されたドラマ「二十五、二十一(にじゅうご、にゅじゅういち)」で日本でも人気を高めたであろうナム・ジュヒョクは、1994年2月生まれであるため、昨年から兵役の話題がファンの間で関心事となっていた。

韓国では、大衆芸術の優秀者に限り、入隊を満30歳になる年の年末まで延期できるよう、2020年に兵役法を改正した。これは当時、韓国の国益にも大きな影響を与えるBTSのメンバーが兵役入隊の期限を迎える年齢となっていたことが、議論を呼んでいたことから検討されていた法改正で俗に「BTS兵役法」とも呼ばれるものだ。

ナム・ジュヒョクも兵役入隊期間中に公開が予定されている作品の撮影期間などの影響もあり、実際の入隊は今年3月20日、満29歳を迎えてからとなった。

ナム・ジュヒョクは、中学生のころバスケットボールに熱中しプロ選手を目指していたが、怪我からバスケットボールを続けることができなくなり、その後、188cmという高身長を活かしモデルとなった。それを足がかりに2014年「インヨ姫」で俳優としてのデビューを果たしている。高身長でスタイルがよく、華やかな存在感をもっている半面、顔立ちは親しみやすく優しい表情から「現実彼氏」の異名も持つ。

そんなナム・ジュヒョクの魅力が楽しめる作品として、2022年公開で入隊前の最後のドラマ作品となった「二十五、二十一」、また2020年公開の「スタートアップ:夢の扉」をお薦めしたい。どちらも誠実で繊細な物語のキャラクターとナム・ジュヒョクのもつ雰囲気が見事に一致して、若者の夢と現実に対する苦悩や、恋愛の温かさ、切なさを余すところなく演じている。この2作以外にも、日本の作家である田辺聖子氏の短編小説「ジョゼと虎と魚たち」の韓国制作版映画に出演しているが、ここでもナム・ジュヒョクのもつ細やかで淡い感情表現が主人公に柔らかな息吹を吹き込んでいる。

3月20日の入隊後、軍隊での基礎訓練期間を終了し、現在は入隊時に自ら志願した軍事警察団機動隊での服務が始まっている。韓国では軍隊もWebサイトで兵士たちの訓練の様子などを公開しており、ナム・ジュヒョクも所属する陸軍訓練所のサイトで近況写真が公開されたようだ。

除隊予定は2025年の秋ごろと予想されるが、入隊期間中にDisney+の「スター」にてオリジナルシリーズの「ビジランテ」の公開予定が発表されている。

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