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老け顔に見せてしまう顎の「梅干しジワ」の原因と対策


そろそろマスクを外す機会が増えそう。そこで久々に鏡で自分の顔をじっくり見てみたら…...。口周りのシワが目立っていないだろうか? 顔印象に大きく影響する「シワ」の存在は厄介だ。そこで気になり始めた顎にできる「梅干しジワ」の原因と対策をお届けしよう。

「梅干しジワ」とは顎にできるシワ

「梅干しジワ」とは顎にできるボコボコしたシワのこと。梅干しの表面のように見えることから「梅干しジワ」と呼ばれるように。口元に力を入れたときに顎の皮膚が集まってできるシワで「オトガイ筋」という筋が大きく関係している。年齢にかかわらず現れるため、20代・30代でも悩んでいる人が多いシワだ。

「オトガイ筋」は下唇の下から顎の先まで伸びている筋。下唇を上に引き上げる働きがあり、あごの表面にシワを寄せる筋だ。例えば、下顎が後退していたり、前歯が前方へ出ていたりする人は上下前歯の位置に比較的大きな差ができる。こうした症状の人が口を閉じようと下唇を持ち上げ続けるときに機能するのがオトガイ筋。口呼吸で口が開きぎみな人や歯並びが悪い人は梅干しジワ」ができやすいので注意しよう。

口輪筋トレーニングで「梅干しジワ」を撃退

「梅干しジワ」がひどい人は歯の矯正やオトガイ筋の収縮を弱めるボトックス注射といった根本的な方法が必要だが、自分でできる対策として口輪筋を鍛える方法がある。

その方法は至って簡単! 風船を膨らませるだけ。唇と頰の筋肉をしっかり使い風船をふくらませよう。「梅干しジワ」ができるのは、口を閉じるときにオトガイ筋に余分な力が入ってしまうことが原因。そこで口輪筋を鍛えることで下唇を持ち上げる力をサポートできれば、オトガイ筋に過度な力が入るのを防ぐことができるはず。口輪筋を正しく機能させることで「梅干しジワ」の発生を抑えることができるのだ。

下を向いてのスマホ操作も要注意

そのほかにも「梅干しジワ」対策で注意したいことがある。それはスマホの操作だ。うつむいてスマホを操作する体勢も、口元に悪影響を及ぼすことに。長時間下を向いていると口角は下がり、顎下がもたつき「梅干しジワ」ができやすくなるのだ。頭を上げて首筋を伸ばすことも表情の老け見え防止にはとても大切。毎日の姿勢も気をつけるようにしよう。

edit: Mie Arisumi

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