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なぜ私たちは着もしない服を買ってしまうのか。その対処法とは?

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では、どうすればよい?

クローゼットの前に立って、着ていないブラウス、パンツ、ドレス、セーター、靴がたくさんあることに気づいているだろうか? それなら、これ以上ホコリをかぶったままにしてはいけない。例えば、Vinted(ヨーロッパ最大のフリマアプリ。日本でいうメルカリのような存在)で転売することもできる。でも、チャリティーに寄付することもできるのだ。救世軍(救いを求めている人々のために社会福祉・教育・医療などの支援をしながら、伝道事業を行なっているイギリスで生まれたキリスト教プロテスタントの団体)が運営するリサイクル活動は、あなたの衣類や繊維製品を常に求めている。

救世軍に寄付した衣類は、有効に再利用がされている。衣類の入った袋は、ReShare Store、またはTextile Containerで渡すことができる。最寄りのコンテナは、リンク先の地図で見つけることができる。まず、繊維製品が分類され、次に衣類の行き先が決まる。回収された衣類の一部は、必要としている人たちの手に渡り、いくつかはReShareの店舗で適切な価格で販売される。また、それ以外のものは業者に売却され、最終的に残ったものは繊維製品のリサイクルに回される。

そして私たちは、今あなたが考えていることについて答えてみたい。衣類のリサイクルで得た収益はどうなるのか? 救世軍はその収益を、自分たちの活動を遂行するため(そしてそれを継続できるようにするため)に使い、とりわけ、困っている人々を助けたり、労働市場において弱い立場にある人々の雇用機会を創出したりするために使っている。だから、何を躊躇(ちゅうちょ)するのだ。今こそ、あなたのクローゼットの中のアイテムを見直してみる時なのだ。

Translation & adaptation: Ryoko Morita

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