Lifestyle
【PR】sponsored by WATOWA GALLERY
浦浜アリサが注目のアートプロデュース集団「WATOWA GALLERY」を紐解く
2023.4.29
俳優・モデルとして活躍する浦浜アリサさん。4歳から芸能活動をスタートし幼い頃からさまざまな経験を通して、社会に触れてきたアリサさんが、自身の知的好奇心を刺激しキャッチした、コト、モノ、人、企業、ブランド......などを深掘りしていく連載「シン・コウキシン(新・好奇心)」。第3回は、「WAからWAへ」「WAとWA」をテーマに、ファッションショーやイベント、アート、音楽、農業などをテクノロジーのノウハウを活かしたコミュニケーションを開発、演出、企画する「WATOWA inc.」の小松隆宏さんに、新たに設立したアートプロデュース集団「WATOWA GALLERY」の活動について聞いた。
小松さんとの最初の接点は「東京ガールズコレクション」(以下TGC)が立ち上がって間もない頃。小松さんが当時在籍していた、ファッションショーやイベントの企画制作会社「DRUMCAN inc.」が、制作・演出を手がけていた「TGC」に高校生の私がモデルとして出演し、一緒に仕事をしていたのだ。その後、数年前に再会すると、小松さんはアートギャラリストという新たな一面を持って活動していた。
まずは、小松さんがファッションの世界に興味を持ったきっかけ、そしてアートの世界に足を踏み入れていくまでの軌跡を辿(たど)ってもらった。
ファッションデザイナーを夢見た20代。夢が現実へ
「僕は古着文化が根付いた大阪出身で、学生の時はアメカジブーム真っ只中。親友や周りの友人は、中学生の時からヴィンテージジーンズや『レッドウィング』のブーツを履いていたので、その影響で古着が好きになりました。ちょうどデザイナーズブランドも流行りだした頃で、周りのオシャレな子は、『コムデギャルソン』や『トランスコンチネンツ』に古着を合わせて楽しんでいましたね。そんな青春時代を過ごすうち、最初は古着屋をやってみたいという思いがありました。でも、親から『大学には行きなさい』と言われていたので、大阪から近くてファッションが勉強できる、京都芸術短期大学のファッション科に入学しました。そのうち、古着より自分でデザインした服を着ることが楽しくなり、デザイナーという夢をぼんやり見ていたのが20歳の頃です。短大卒業後は、東京の専門学校に入り、今度はマーケティングや生産管理、販売促進にPRなど、ファッションビジネスも学びました。同時にその頃、自分でブランドをひとつ立ち上げて、袴(はかま)をメインに現代着物や衣装デザインの仕事を始めていたんです。その時のブランド名が、実は『WATOWA』なんですよ」
〈左から〉「WATOWA GALLERY」の張琳さん、浦浜アリサ、代表の小松隆宏さん、井口英俊さん、林恭平さん