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©️LOUIS VUITTON
Z世代のセレブが集結した今年の「メットガラ」、大坂なおみも初参加!
2021.9.15 / marie claire
世界中で猛威を奮う新型コロナウィルスの影響で昨年に続き、今年5月も開催が見送られた「メットガラ」。そんな中、9月13日、久々に開かれたファッション界のビッグイベントに世界の注目が集まった。
©️LOUIS VUITTON
2021.9.15 / marie claire
世界中で猛威を奮う新型コロナウィルスの影響で昨年に続き、今年5月も開催が見送られた「メットガラ」。そんな中、9月13日、久々に開かれたファッション界のビッグイベントに世界の注目が集まった。
毎年、5月の第一月曜日に開催されるのが「メットガラ」の習わし。「メットガラ」とは、NYにあるメトロポリタン美術館のコスチュームインスティチュート(服飾研究所)の運営資金を集めるチャリティーイベントのことで、この美術館で開かれるファッション関連の展覧会のオープニングセレモニーも兼ねている。完全招待制であるゲストの顔ぶれはまさに旬そのもの。その年の展覧会のテーマに沿ったスタイルで参加することがルール。誰が招待され、どのデザイナーの服を着てレッドカーペットを歩くのか?に毎年、熱い視線が注がれているファッション界の一大イベントなのだ。昨年に続き、今年5月もコロナ禍で開催が見送られたメットガラが9月13日、遂に開催されることに。今回のテーマは「アメリカン ファッション」で、コスチュームインスティチュートで始まる展覧会“In America: A Lexicon of fashion”のオープニングを飾る華々しいイベントとなった。
この展覧会では、歴史ある有名ブランドだけでなく、ファッション界の未来を担う若手デザイナーにも重点を置いている。それもあってか、今回のメットガラに招待されたゲストたちも新しい時代を牽引するZ世代を代表する顔ぶれがずらり。「ルイ・ヴィトン」のドレスに身を包んだ大坂なおみに、「サンローラン」のクリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロと共に登場したKポップスター、BLACKPINKのロゼ、さらにビリー アイリッシュや詩人のアマンダ・ゴーマンまで、世界に名だたる若い才能たちが集結した。
そんな中、一際、目を引いたのがアップカミングな若手モデル、エラ・エムホフだ。アメリカメディアも注目するエラの継母は、あのアメリカ初の黒人、そしてアジア系の副大統領、カマラ・ハリス。パーソンズ大学でニットデザインを学んだエラは今年、大手エージェンシー、IMGモデルズと契約し、キャリアをスタート。今年2月のNYコレクションでは、「プロエンザ スクーラー」のショーにも起用されている。ファッションセンスに定評があり、今回の「メットガラ」では、「アディダス バイ ステラ マッカートニー」を主役にしたスポーティな装いに「カルティエ」のジュエリーを合わせたハイパーミックススタイルを披露。新しいアメリカを感じさせるフレッシュな存在感をアピールした。
次回の2022年5月に開催予定の「メットガラ」も「アメリカン ファッション」がテーマの第2回目となるという。こちらは、その時期に開催される“An Anthology of Fashion”の開催記念イベントとなる予定だ。来年5月はどんなセレブリティがレッドカーペットを賑わすのか楽しみだ。
This article was published on marieclaire.com
text: Sara Holzman
translation: Tomoko Kawakami
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