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Fashion

【パリ発】2022-23秋冬オートクチュールはシンプルな造形美がトレンドに。注目4ブランドに密着

オートクチュールやパリ、ミラノコレクションの取材を続けているファッションディレクターの萩原輝美による最新コレクションレポート。今回はパリ・オートクチュールコレクションの発表期間中に話題を集めた注目の4ブランドをピックアップ!

 マスク着用の義務も外れて晴天続きのパリ。一気に開放的な気分になり、メンズコレクションに続き7月4日から4日間の日程で2022-23秋冬オートクチュールコレクションが開催されました。フランス入国の為の陰性証明書の提出も必要なくなり、気分も軽く取材のためパリに入りました。 

アライア

 クリエイティブディレクター、ピーター・ミュリエによる「アライア」の2シーズン目のコレクションは、数点のクチュールラインを含め2023年冬春コレクションとして発表されました。前日に届いたインビテーションはクチュリエの神聖な仕事着「白衣」です。創立者アズディン・アライアの手技に対する真摯な気持ちが伝わります。
 コレクションはカラフルなボディースーツからスタート。ビッグショルダーのボリュームコートを重ね、ボディのシルエットとのコントラストを描きます。フィナーレのパールを何連にも重ねたスタイリングが今までにない装飾的なエレガンスをアピール。新生「アライア」に期待が高まります。 

アライア
アライア
アライア

シャネル

 「シャネル」が会場に選んだのはブローニュの森のエトリエ馬術センターです。1月に続き、グザヴィエ・ヴェイヤンによる演出はバーチャルとフィジカルな空間を融合させ、ストライプやスロープでグラフィカルな雰囲気を作りました。
 コレクションは創業者ガブリエル シャネルが1930年代に思い描いたロングシルエットのスーツが登場します。ファンシーツィードのスーツは肩の丸みを強調したジャケットにロングスカートを合わせた Iラインシルエット。足元はカウボーイブーツを合わせ、モダンに演出しています。チュールを重ね、刺しゅうしたテントラインのドレスは軽い仕上がりでブーツと合わせてリアルに着たいアイテムです。

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シャネル
シャネル
シャネル

 別会場で発表したハイジュエリーの展覧会では1932年にガブリエルがデザインしたダイヤモンドジュエリーが復刻されました。その中のコメット(星)モチーフのチョーカーをロングドレスに合わせ、ランウェイに華を添えました。

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Profile

萩原輝美

ファッション・ディレクター。毎シーズン、ミラノ、パリなど各都市のコレクションを取材。ファッション雑誌に記事、コラムなどを寄稿。専門学校、各種セミナー講師をはじめコンテスト審査委員を務める。新しいエレガンスをリアルに落とし込むファッション提案に定評がある。 Instagram: @hagiwaraterumi

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